2023年

【英語】ビジネスレベルの基準とは?仕事に必要な英語力や習得方法を紹介

英語のビジネスレベルの基準とは?企業が求める英語力を解説

英語のビジネスレベルの基準とはどのくらいなのでしょうか。

多くのビジネスパーソンが英語を学ぶとき、最初の疑問は「ビジネスレベルの英語力ってどの位なのか?」ではないでしょうか。

どの程度の英語力だったらビジネスレベルに達したと言えるのか、その基準はどの程度なのか、気になるポイントだと思います。

今回は、ビジネスレベルの英語力について、基準やおすすめの学習方法について、東京都大田区の英会話スクールDLSダイアモンドランゲージスクールが解説します。

英語 ビジネスレベル 基準

ビジネスレベルの英語力が求められている理由とは

今のグローバルな社会では、日本の企業であれいつどんなタイミングで英語が必要になるか分かりません。

お客や取引先、社員が外国人という可能性は、どんな企業でもありえる時代であり、リモートワークが進むことでより一層その傾向は高まっています。

もちろん、精度のよい英語翻訳ツールが生まれてきているのは事実です。

しかし、スマホや翻訳機がうまく機能しなかった場合、時間を浪費し、せっかくのビジネスチャンスを失う可能性があることは、容易に想像がつくのではないでしょうか?

ネイティブレベルではなくても、企業が求める基準やビジネスレベルで英語が使えることが主張できれば、就職や転職において大きなチャンスにつながることは明白です。

英語 ビジネスレベル 基準

ビジネスレベルの英語力とは?基準をご紹介

ビジネスレベルの英語については、明確な基準があるわけではないため企業によって解釈が違います。

一方で日本ではなじみがないものの、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)、通称セファールというヨーロッパで設定された基準があります。

この基準によると、英語レベルの熟練度にあわせ基礎(A1、A2)、自立(B1、B2)、熟練(C1、C2)の6つに分類し、英語能力を測る試験のスコアを一つの基準で評価することができます。

特に、CEFR基準のB1、B2、C1に対して、ケンブリッジ大学出版では、ビジネスレベル初級、中級、上級と定めており、ここに実用英語技能検定(英検)やTOEICのスコアを当てはめると以下のようになります。

CEFR基準 ビジネス英語レベル 英検 TOEIC
CEFR基準C1 上級 1級 945点以上
CEFR基準B2 中級 1級~準1級 785点以上
CEFR基準B1 初級 準1級~2級 550点以上

 

履歴書に書けるレベルや外資系企業で必要な英語力はどのくらい?

履歴書に書けるビジネスレベルは、英検2級、TOEICでは600点以上(CEFR基準B1 ビジネスレベル初級)がおよその基準といえるでしょう。

国内企業の場合、英語を使ったメールや簡単な文章のやりとりから、海外転勤など職種や業務内容によって必要とされるビジネスレベルは様々です。

即戦力になれることも重要ですが、企業は人材育成を考慮している場合も多く、英語を使った業務にも対応できることを主張するのが重要です。

業界や企業研究を通じて求められる基準を把握してみるのもよいでしょう。

英語 ビジネスレベル 基準

外資系企業のビジネスレベルとしては、英検準1級、TOEICでは800点以上(CEFR 基準B2ビジネスレベル中級以上)が基準と言えるでしょう。

外資系企業では、日常的に英語を使ったコミュニケーションが発生するため、そこに対応できるだけのビジネスレベルの英語力をすでに持っていることが必須事項となります。

海外でも通用する高い専門技術をもっている場合を除けば、この基準は最低限超えていないと就職・転職のハードルは高いと考えられます。

今の語学力はどのくらい?英語検定試験を受けよう

今現在の語学力を客観的な数値で知ることができる『英語検定試験』を、皆さんは受けたことはありますか?

ビジネスレベルで求められる英語基準に対して、自分の今の技能レベルを確認しましょう。

検定スコアは履歴書にそのまま記載することもできるため、スキルの証明としても受験しておくことをおすすめします。

ここでは、日本の大学や企業に認知されており、比較的多く開催されている3つの英語検定試験について紹介します。

英語 ビジネスレベル 基準

TOEIC

TOEICは、主にTOEIC L&Rと呼ばれるリスニング、リーディングの2つの英語能力を測るマーク式のテストを指しています。

国際ビジネスコミュニケーションズ協会が運営しており、内容もビジネスに関連した問題が多いのが特徴です。

決められた試験会場での受験となり、試験時間は約2時間となっています。

毎月1回以上実施されており、受験費用も比較的安いため、まずは目指す基準と今の自分との差を確認する意味でもトライするのがおすすめです。

また、TOEIC W&Sというライティング、スピーキングの能力を測るテストもあり、毎月1回実施されています。

こちらは試験時間が約1時間20分となっています。

英検

英検は、日本英語検定協会が運営する1年で3回行われる検定試験です。

リスニング、リーディング、ライティングの筆記試験と試験官との対話形式で実施されるスピーキングがあり、英語の4技能を測る試験となっています。

出題ジャンルは幅広く、学術的な内容が多い印象です。

決められた試験会場での受験となり、試験時間は各級で異なります。

会場が自宅から遠い場合や、スピーキングは別日に実施されるなど、試験を受ける場合はあらかじめスケジュール調整が必要です。

準1級(CEFR基準B2 ビジネスレベル中級)までであれば、全国に設けられたテストセンターにて英検S-CBTが毎週実施されています。

通常の英検と同等に扱われるだけでなく、4つの英語技能を一日で試験するため、スケジュールも立てやすくなっています。

TOEFL

TOEFLは、世界的に認知された英語能力測定試験で、大学・大学院での講義に関するリスニングや学術的なテーマのエッセイの作成などが出題されます。

上記に比べ国内での認知度はあまり高くないですが、海外留学を目指す方、特にアメリカへ留学する場合の入学要件に一定以上のスコア基準が設けられています。

全国に設置されたテストセンターだけでなく、環境さえ整えれば自宅でも受験可能です(週4回実施)。

テスト時間は約3時間で、ライティングはPCを使ったタイピングとなります。

費用は、US$ 245(日本円で3万円以上)と高めですが、海外企業への就職や留学も見据えて、自分の英語が今どのビジネスレベルなのか上記とは別の角度で測っておくのもよいでしょう。

ビジネスで役立つ英語力の習得方法

ビジネスシーンで使える英語力はどのような方法で習得できるのでしょうか。

ビジネスシーンで役立つ英語のスキルは、一夜づけでは身に付けることができません。

英語はコツコツと積み重ねて育っていくものなので、日常の中で英語を聞いたり使ったりする環境を整え、継続した学習を行うことが大切です。

CEFR基準で定められたビジネスレベルの英語に到達するために、これから始められる方に向けて習得方法を紹介します。

https://dlsdiamond.net/courses/

目標設定をする

ビジネスレベルの英語を身に付けるには、まず目標を設定して、学ぶ環境とモチベーションをつくりましょう。

具体的には、客観的に自己分析ができる検定受験を設定してしまえば、英語習得に向けた環境づくりを考えることにつながります。

基準

日本の企業では、リスニング・リーディングを重視したTOEICを就職採用や昇格の基準にする傾向があるため、迷った場合はTOEIC L&R の受験と600点獲得(CEFR基準B1 ビジネスレベル初級)を目標に始めてみるのがよいでしょう。

また、スコアやレベル別の教材が販売されているため、自分が解ける問題、解けない問題が入り混じった教材を選び、継続して英語学習に取り組んでいくことが大切です。

語彙力を増やす

ビジネスレベルの英語基準に到達するには、語彙力アップは必須事項です。ビジネスシーンでは日常会話では使わない単語や口語表現、文章表現、そして各分野の専門用語が出てきます。

特に、検定試験の中でもTOEICで使われている表現は、そのまま仕事で使える場合が多いため、試験勉強に合わせて、語彙も増やしていくのが効率的です。

基準

また、単語帳などの教材を使って、幅広いジャンルで使われる単語や、就職や転職を目指す業界で使われる専門用語を中心に知識を補っていくのがよいでしょう。

尚、ビジネスレベル中級や上級(CEFR基準B2や C1)に到達するには専門用語や言い換え表現が求められるため、より一層の運用を含めた語彙力が必要になっていきます。

アプリを活用

アプリを活用することで、単語の記憶や日本の環境では足りない英語のリスニング力を補うことができます。

英語 ビジネスレベル 基準

特に、CEFR基準で自分のレベルが低く感じる場合や、英語があまり得意ではない方は、同じ内容を覚えるくらい何度も聞き直し、自分の英語の軸を作ってしまうのが効果的です。

TEDTalksなど海外のプレゼンテーションをじっくり理解すること、シャドーイング(後に続いて同じように声に出す)を繰り返すことで、リスニングと表現力を合わせて学ぶことができます。

一方で、英語をシャワーを浴びるように聞くことは、日本にはない英語のリズムやスピードに慣れるのに効果的です。

海外ラジオやニュースをスキマ時間に聞き流すなど、ビジネスレベルで使える英語を意識して、自分にあったアプリの活用を考えていきましょう。

英会話スクール

英会話スクールは、英語を話す必要がそもそもない日本において、スピーキング力の習得にはとても効果的です。

実際のビジネスシーンでは、そもそも外国人に慣れていないため緊張してしまうといこともあるでしょう。

自分の表現や発音が正しく伝わっているのか直接チェックするという意味でも、ネイティブの方と話す機会を自分で作ることは大切です。

英語 ビジネスレベル 基準

英会話スクールを積極的に活用すれば、独学で勉強していて疑問に思ったこともその場で解決することができます。

企業に求められる基準まで英語力を高めるための一つの選択肢としておくのがよいでしょう。

スキルアップを目指すならDLSダイアモンドランゲージスクール!

「スキルアップを目指したい!」 「仕事で英語が必要になった」ビジネスパーソンが英語を学ぶきっかけは様々です。

ですが、日本国内においても仕事で英語を使うシーンは増加している傾向にあり、可能性を広げるためにも英語を習得したいと思う方も多いのではないでしょうか。

英語 ビジネスレベル 基準

当スクール、DLSダイアモンドランゲージスクールは東京都大田区にある英会話スクールです。

当スクールには小学生から大人の方まで、幅広い年齢層の生徒にお通いいただいており、それぞれのニーズに合わせたコースにてレッスンを行っております。

大人の方向けには、以下のコースをご用意しており、学びたい目的に合わせてお通いいただけます。

  • 一般コース
  • ビギナービジネスコース
  • English Loungeコース
  • プライベートコース

コースについて

ビギナービジネスコースは、ビジネスに特化しており、ビジネス英語を中心に学ぶコースです。

なんとなくビジネス英語はレベルが高そうに感じられますが、ビギナーレベルでもビジネス英語を学び、活用する事は可能です。

指導経験豊富な講師が、実践で役立つ英語をしっかりと教えますので、英語を学び始めた方のビジネス英語の学習に最適です。

「ビジネス英語の基準を超えた、もっとハイレベルなビジネスレベルの英語を学びたい!」という方には、プライベートコースにてレッスンをご提供いたします。

英語 ビジネスレベル 基準

ある程度話せるけど、より専門性の高いビジネス英語の学習をご要望の際には、こちらのプライベートコースをご利用ください。

DLSダイアモンドランゲージスクールは、英語を使って世界中の人とコミュニケーションが図れる英語の習得ができる場として、様々な生徒にお通いいただいております。

DLSダイアモンドランゲージスクールのレッスンの魅力を実感していただける無料体験レッスンも受け付けておりますので、是非お気軽にお申し込みください。

体験レッスンの詳細、お申し込みはこちら

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【英検2級】スピーキングのコツとは?二次試験対策のポイントを解説!

英検2級のスピーキングのコツや試験の傾向を紹介

英検2級のスピーキングのコツとはどのようなものなのでしょうか?

受験や就職などでも活用できるため、英検2級の取得や勉強のコツは多くの方が関心をお持ちです。

英検2級の試験では、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの技能が測定されます。

英検 2級 スピーキング コツ

英検2級では、一次試験と二次試験があります。

一次試験ではリーディング、リスニング、ライティングの試験が行われ、一次試験に合格すると二次試験としてスピーキングの試験を受けることができます。

この二次試験で行われるスピーキングが苦手、という方は少なくありません。

スピーキングはとにかく話す機会を増やすことが上達のコツではありますが、なかなか日常生活で話す機会はそう多くありませんよね。

今回は、英検2級のスピーキングテストについて、英検2級(面接)の試験の流れや上達するコツを東京都大田区の英会話スクールDLSダイアモンドランゲージスクールがご紹介します。

スピーキングが上達するコツをいくつかご紹介しますので、コツをつかんで英検2級のスピーキング対策や自宅学習のご参考にしてみてください。

合格ラインについて

英検2級の合格ラインについてご紹介します。

英検では2016年より『英検CSEスコア』が採用されており、各問題の正解数を基にスコアを算出するスコア尺度にて合否が決められます。

英検 2級 スピーキング コツ

各級・各試験別に定められたスコアに達する事で合格となります。

英検2級は一次試験と二次試験があることは前述しましたが、それぞれの合格ラインは、一次試験で『1,520点(満点:1,950点)』、二次試験(スピーキング)で『460点(満点:650点)』となります。

※各技能の満点は均等となっており、スコアは650点です。

二次試験(面接)の試験内容や流れについて

二次試験(面接)の試験内容や流れについて、勉強のコツの前にご紹介します。

スピーキングテストの全体的な流れは、英検準2級のときと同じです。

(ただし、英検準2級で出題されたトピックでは取り扱われなかった内容が出題されるので、試験の難易度は高くなっていると言えるでしょう。)

ここでは初めて英検の二次試験を受ける方のために、全体的な流れや試験内容を簡単にご紹介します。

英検2級のスピーキングの勉強やコツと合わせて、試験の全体的な流れを確認してみてください。

英検 2級 スピーキング コツ

①入室後、受験者の確認を行い、問題カードを受け取る

試験室に入室すると氏名・受験する級の確認が行われます。

面接担当者から『May I have your name, please?」、『This is the Grade 2 test, OK?』といった、受験する級や名前を聞かれますので、落ち着いて『My name is…』等と英語で答えましょう。

また、面接担当者によっては、『How are you today?』 と聞かれる事もあります。

予想外の質問が来てもいいように、事前に何パターンかを考えておくのがコツです。

いずれの場合でも黙り込んだり、表情が硬くなったりする事が評価に影響しますので、アイコンタクトを取りながら明るく返答する事を心掛けましょう。

②音読を行い、パッセージに関する質問に答える

受験者の氏名・級の確認が終わると、パッセージとイラストが印刷された問題カードを『Thankyou.』とお礼を言って受け取りましょう。

次に、20秒間の黙読時間が与えられます。

短い時間のため、じっくりと読む時間はありません。

まずはタイトルを読みとり、パッセージをざっくりと目を通し、接続詞やピリオド、コンマに注意しながら、全体の流れを把握するのがコツです。

黙読時間が終了すると、『Now, please read the passage aloud.(では、文章を声に出して読んでください。)』等と言われますので、『OK.』と返事をし、タイトルから読み始めましょう。

この時、小さな声でぼそぼそと読み上げるのはおすすめできません。

スピーキングの音読のコツは、大きくはっきりとした声で読み上げる事です。

知らない単語は飛ばして読んだりせず、ある程度推測して読みましょう。

③イラストに関する質問

音読の後は、問題カードに印刷されたイラストについて出題されます。

カードに記載されたイラストについて、20秒考える時間があり、その後にイラストの内容を説明します。

まずは問題カードに記載された、登場人物やイラストで全体を把握します。

その後、『Please begin.(はじめてください)』等と言われますので、カードに印刷されている言い出し部分を使用し、イラストの展開説明を始めましょう。

2級の場合、全部で3コマありますが、1コマあたり2文程度で回答するようにしましょう。

スムーズな説明をするコツは、状況を説明したり、人物の気持ちを説明したり、セリフを引用することです。

例えば『He said…』を使うと詰まりにくいですし、その間に次の流れを考える事も可能です。

④受験者の意見を述べる(②に関連したトピック)

面接担当者から、問題カードを裏返して置くよう指示されます。

ここでは、問題カードの話題や関連した内容について、受験者自身の考えや意見を質問されます。

面接担当者が『Some people say that….』等といった感じで面接担当者が意見を述べるので、この意見に対し『What do you think about that?』と質問されるパターンが多い傾向です。

これに対する回答としては、『I think…』や『I agree…』等で回答を始めます。そして、その後に続けてその理由を2文程度で述べるのが良いでしょう。

⑤受験者の意見を述べる

また、④の後に、面接担当者からこれまでとは全く関係の無い質問があります。

予想もしない話題の質問かもしれませんが、慌てず落ち着いてしっかり集中して聞き取って下さい。

過去の2級の問題では、最近の出来事や時事問題についての質問が中心となっていました。

そして、『Do you think …?』等と質問されますので 自分の意見を述べて下さい。

④の時と同様に、事例を加えながら理由を回答すると効果的ですので、このコツを心がけて下さい。

⑥カードの返却、退室

面接担当者から、テスト終了の案内の後、『Could I have the card back, please? 』等とカードの返却を指示されますので、『Here you are. 』 と言って問題カードを返却して下さい。

そして、退出の許可が出れば挨拶して退室します。

退出する際、不意に『Have a nice day. 』等 と声をかけられた場合もあるようですので、その場合も慌てず、『You too. 』 などと返答をしましょう。

部屋を出るまでは決して気を抜かないようにしましょう。

また、英語に限らず、普段から日本語で人と積極的なコミュニケーションをとっているだけでも、スピーキングでの反応に役立つでしょう。

英検2級のスピーキングテスト(二次試験・面接)で出題されるトピック【傾向】

ここまで、2級の二次試験の流れについて解説してきましたが、もう少し詳しく、どの様な問題が出題される傾向にあるかについて解説したいと思います。

2級で出題されるトピックとしては、社会性のある話題が選ばれる傾向があります。

例えば過去には環境にやさしい素材について、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新エネルギー等といったテーマがありました。

この事から、普段から英語の勉強以外にも新聞やニュースをチェックしておくと良いでしょう。

英検 2級 スピーキング コツ

英検2級(面接)のスピーキング対策!上達のコツや勉強方法とは

英検2級のスピーキング対策のコツとして、まずはどう評価されるのかを知る必要があります。

面接担当者は、応答内容、発音、語彙、文法などのほか、英語で意欲的に会話をしようとする姿勢や態度でもスピーキングの評価を行います。

ここでは、英検2級のスピーキング対策のコツ、そして勉強法について解説します。

英検2級のスピーキングは、英検準2級と比べて難易度も高いため、英語力そのものとコミュニケーション力の双方が求められます。

スピーキングテストに自信がない方は、ここで紹介するコツを参考に勉強に取り組んでみてください。

1、語彙力を増やす

英検2級を受験するにあたり、語彙力は必要不可欠です。

英検2級合格に必要な単語数は5,000〜6,000単語といわれています。

英検2級では試験全体を通して、社会的な話題(環境問題、テクノロジーなど)が出題されます。

中学生、高校生の方にとってはあまり身近ではないので、英検2級で登場する単語そのものに壁を感じるかもしれません。

ですが、語彙を増やしておかないと、質問の内容が全く分からなくなってしまうことが考えられます。

英検 2級 スピーキング コツ

地道ではありますが、しっかりと語彙を増やしていくのがスピーキングテスト合格のコツです。

また、語彙と一緒に発音を覚えるのも大事なコツです。

単語帳に付属している音声やアプリなどを活用して覚えていきましょう!

社会的な話題に慣れるとともに、しっかりと単語帳などを活用して語彙力を増やしていきましょう。

2、考える時、聞き返すときの表現も覚えておく

英検2級の評価項目の一つに、アティテュード(態度)があります。

アティテュードとは『積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度』という意味です。

つまり、相手に自分の意見を伝えようとする態度です。

言いたいことがうまく英語にできなくて困った時にどう伝えるか、という熱意が評価されます。

英検 2級 スピーキング コツ

スピーキングの際に気を付けなくてはいけないのが沈黙をしない事です。

黙ってしまうと、「内容がわからない」「回答できない」というマイナスの評価になるため、沈黙しないようにつなぎの表現を覚えておくことも試験対策のコツです。

沈黙を避けるためのコツは、聞き返す表現や、考え中であることを伝える表現を覚えておくことです。

もし、よく聞こえなかった場合は『Pardon?』や『Could you say that again?』等と聞き直したり、『Well,…』や『Let me see,…』等、考え中であることを表現をしましょう。

3、質問が何から始まるかをしっかりと聞き取る

英検2級のスピーキングにおいて、コミュニケーションが重要で、質問に対して的外れな回答をしないということも重要です。

そうする為にも質問が何から始まるかを聞きとる事である程度回答が絞られます。

例えば、面接担当者が『いつ』と聞いているのに対し、『面白いからです。』と答えたのでは当然回答になっていません。

英検 2級 スピーキング コツ

的外れな回答にならないようにするには、「何について質問されているか」を把握する必要があります。

英語の場合、質問が何の言葉で始まるのかを聞き取るのがコツです。

英語の特徴として、疑問の場合には文頭に『What』や『When』等が来る為、ある程度推測が立てやすくなりますので、特に文頭には集中しましょう。

4、ニュースなどで社会的な話題に関心を持つ

英検2級の二次試験でのテーマとして、環境問題やデジタル、テクノロジーなど社会的なトピックが扱われる事が多いので、日頃からニュースや世界情勢に目を配る事も重要です。

忙しくてなかなか時間を取るのが難しい場合は、最近ではスマートフォンで簡単にニュース等の情報を入手する事ができますので、隙間時間に少しだけでも触れておく事が社会的な話題に慣れるコツです。

中学生、高校生の方の中には社会的な話題そのものを理解する事が大変かもしれません。

社会的な話題に慣れるコツは、ニュースで知った社会的な話題について、家族で話し合ってみることです。

英検 2級 スピーキング コツ

社会的な話題への理解が深まり、そのうちに自分の考えや意見が持てるようになりますので、中高生の皆さんにはお勧めのコツです。

更にニュースで見知った情報について、感じたことを簡潔にまとめておき、考える習慣をつけておくと良いでしょう。

自分の意見についてまとめる練習は、本番で自分の意見について上手に話すコツです。

是非取り組んでみてください。

5、過去問や練習問題に取り組む

英検2級のスピーキングテストは、質問、解答にはある程度決まったパターンがあるので、過去問や練習問題に取り組む事は非常に有効です。

自分の理解出来ていない事や、苦手なパターンが洗い出されますので、繰り返し過去問や問題集に取り組むことがコツです。

更には「これだけ準備してきた」との自信にもつながるのでおすすめします。

英検 2級 スピーキング コツ

試行錯誤する事で、自然と単語やフレーズを吸収できますし、自分の回答パターンも出来上がってくるので、本番で迷ったりする可能性も大幅に下がります。

スピーキングでは黙読など時間制限のある問題もあるので、過去問に取り組むときはタイマーを活用するのもコツです!

【まとめ】英検2級の二次試験対策はDLSダイアモンドランゲージスクールへ!

英検2級では二次試験にスピーキングの技能試験が行われます。

スピーキングは苦手意識のある方も多いので、コツを知って何とか克服して合格を目指したいですよね。

今回は英検2級のスピーキングの試験の流れや内容、そして上達のコツについてご紹介しました。

いくつかコツをご紹介しましたが、スピーキングが上達する一番のコツは話す機会をとにかく増やすことです。

日常生活で英語を話す機会はそんなに多くありませんので、スピーキングをしっかりと学びたい方には英会話スクールがおすすめです。

英検 2級 スピーキング コツ

DLSダイアモンドランゲージスクールは東京都大田区にある英会話スクールです。

当スクールには指導経験が豊富な講師が在籍しており、生徒の英語学習をしっかりとサポートします。

英検 2級 スピーキング コツ

ネイティブの英語をたくさん聞き、話し、そしてコミュニケーションをするレッスンは、スピーキングやリスニング力を育みます。

グローバルなコミュニケーションに役立つだけでなく、今回のテーマである英語試験などでも活躍するはずです!

スピーキングをしっかりと学びたい!上達のコツが知りたい!そんなお気持ちが少しでもありましたら、是非当スクールの無料体験レッスンにいらしてください。

体験レッスンについて

DLSダイアモンドランゲージスクールのコースについて

また、DLSダイアモンドランゲージスクールでは、定期的に英検の二次試験対策のセミナーを実施しています。

セミナーでは英検の模擬試験の実施やフィードバック、学習のコツ・アドバイス等、充実した内容のレッスンをマンツーマンで行います。

当スクールの生徒以外の方もお申し込みが可能で、しっかりと対策できるので、本番への備えに最適です!

※セミナーの開催時期につきましては、DLSダイアモンドランゲージスクールの公式サイトの最新情報、または直接スクールへお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

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【英検2級】リスニングって難しい?試験内容や対策を解説します!

英検2級のリスニングって難しい?難易度や試験内容をご紹介

英検2級のリスニングは、ライティングやリーディングと異なり、発話特有の発音の変化などをリアルタイムで聞き取り、文意を理解する必要があるため、難しいと思われがちです。

また、学校の英語の授業ではリスニングの時間が少ないこともあり、「リスニングが苦手」という方も多いのではないでしょうか。

個人でリスニング対策や学習をする環境を整えることも難しいと感じる方もいるようです。

しかし、ポイントを押さえた対策をとることで、リスニングを難しいと感じることがなくなり、英検2級合格を目指せます。

今回は、英検2級と準2級、TOEICとの難易度の違い、リスニングの配点、時間配分、内容などを東京都大田区の英会話スクールDLSダイアモンドランゲージスクールが解説します。

更にリスニング対策や学習法についても解説しますので、英検2級のリスニング対策としてご参考ください!

英検2級 リスニング 難しい

英検2級の合格は難しい?準2級やTOEICと比較すると?

英検2級の合格がどれくらい難しいのか、英検準2級やTOEICと比較してみましょう。

一般的に難しいとされている英検2級は、社会性のある話題(環境問題、医療、テクノロジー等)の内容を理解できるレベルと言われています。

出題される単語数は5,000語程度で、英語レベルの目安としては高校卒業程度と言われています。

英検はCSEスコアを導入しており、正答数をもとにスコアが算出され、英検2級は一次試験は1520点、二次試験は460点が合格基準とされています。

具体的なスコアの算出方法は不明ですが、英検の公式サイトを見てみると、「各技能で6割程度正解だった方が多く合格している」という情報がありますので、ひとつの目安として参考になるかと思います。

英検2級 リスニング 難しい

次に、英検2級はどのくらい難しいのか、英検準2級と比べてみましょう。

英検準2級は日常生活の話題に関する内容を理解できるレベルとされており、目安は高校の中級程度、必要な単語数は3,000語程度です。

英検準2級は身近な話題が出題されるのに対し、英検2級は社会性のある話題が出題されるので、この差で難しいと感じる方が多いかもしれません。

また、英検2級のリスニングの問題については、英検準2級での簡単な会話文がなくなり、より難しい問題構成が出題されます。

文脈の予測が難しいため、リスニングの難易度も上がると言えるでしょう。

また、英検2級はCEFRでB1に相当するので、TOEICのスコアで言うと550点~785点が英検2級の英語力と同等のスコアと考えられます。

すでにTOEICを受けた事がある方は、英検2級の難易度のイメージがしやすいと思います。

気になるリスニングの配点や時間配分は?

英検2級のリスニングテストの配点は650点で、時間配分は約25分です。
※英検の各技能の満点スコアは共通しています。

リスニングはpart1とpart2に分かれそれぞれ15問ずつ、合計で30問出題されます。

1問につき英語の音声が一度だけ流れ、解答時間は10秒です。

音声が一度だけしか流れず、解答時間が10秒と大変短いので、発話を頭の中で日本語に訳している暇がないため難しいと感じるかもしれません。

リスニングが難しいと感じる方は、事前に英検2級の過去問などでしっかりと対策を行い、リスニング用のテクニックを習得しておく必要があります。

英検2級のリスニングではどんな問題が出題される?

英検2級のリスニングでは、前述した通り問題はpart1とpart2に分かれそれぞれ15問(合計で30問)出題されます。

音声は1度しか流れませんので聞き取るのが難しいと感じますが、集中力を切らさぬように注意深く聞く必要があります。

英検2級 リスニング 難しい

part1では会話を聞き取り、その内容に関する質問に解答します。

会話は2往復程度(65文字程度)の短めの内容です。

この会話の音声の後に、会話の内容についての質問が流れます。

回答は4択の選択問題で、質問に対する答えを選びます。

part2は物語や説明文が話し手によって読まれます(55〜75文字程度)。

その後に質問の音声が流れます。

質問内容を聞き取り、意図を理解した上で、4択の回答を選択します。

part2の問題は予測がしづらい内容なので、最後までしっかりと聞かないと問題の意味がわからない場合もあり、part1より難しいと感じる方も多いようです。

英検2級のリスニングで使われる単語や文法は難しいものではなく比較的平易です。

しかし、耳が慣れていないと難しいと感じてしまうと思います。

ポイントを押さえた対策と学習で、この難しいと感じる苦手意識を克服しましょう。

英検2級のリスニング対策!勉強方法をご紹介

英検2級のリスニングは、どのような対策をしたら良いのでしょうか。

リーディングやライティングの対策や勉強は比較的取り組みやすく感じる方は多いと思いますが、リスニングはなかなか難しいと感じる方も多いでしょう。

学校の授業のようにリスニングに適した環境が整っているとはかぎりません。

ここでは、リスニング対策におすすめの勉強方法についてご紹介します。

「リスニングは難しいし苦手!」「そもそもどう勉強したら良いのかわからない」という方は、是非参考にして取り入れてみてください。

英検2級 リスニング 難しい

語彙力を身につけよう

最初にご紹介するのは、「語彙力を身に付ける事」です。

リスニングの話の内容を理解するには知っている単語数、つまり語彙力が必要です。

英検2級では、高校卒業レベルの英単語で5,000語ほどが必要とされます。

音声付きの単語帳を活用して、単語の学習と発音(リスニング)の学習を並行して行うと良いでしょう。

また、文法も合わせて勉強をしておくこともおすすめです。

聞き取る事ができても、内容を理解する基本的な文法力がリスニングでは重要です。

単語や文法を学習しながら聞き取る練習を行い、リスニング力を強化しましょう。

過去問をしっかりチェック

毎年、英検2級リスニングの出題の傾向は大きく変わりません。

効率良く効果的に対策し学習するには、過去問をしっかりとやりこむことが重要です。

実際に過去問を解いてみると、問題の傾向やパターンが分かってきます。

英検2級の過去問や問題集は市販されていますので、是非コツコツと取り組みましょう!

英検の公式サイトのページに過去の英検2級のリスニングの問題(問題冊子・リスニング原稿・音源)が公表されていますので、こちらも挑戦してみてください。

過去問を繰り返し解くことで、英検2級のリスニング問題が難しいと敬遠する苦手意識の克服にも繋がります。

リスニング問題が難しいと感じたり、自信がない方は早めに語彙力を鍛え、過去のリスニング問題に取り組んでみましょう!

音声付きの参考書もおすすめ

英検2級のリスニングを難しいと感じる方は、音声付きの参考書を使って勉強に取り組みましょう。

リスニングの発話は単語の発音をそのまま並べたものではなく、単語どうしのつながりによって発音が変化します。この変化を「リエゾン」と言います。

この「リエゾン」により、たとえば、「Come on」が「カムオン」ではなく「カモン」と発音されたりします。

この点が、リスニングの難しいところです。

このリエゾンに慣れるためにも、リスニング用の音声付きの参考書などで実際の発話を聞き、英語の発音自体に慣れて、難しいというイメージを払拭しましょう。

それにより「リエゾン」が感覚的に捉えられるようになり、話の内容の全体像をイメージしやすくなります。

リエゾンの他、英語には特有のリズムや強弱があるため、毎日英語の音声を聞いて慣れる事も重要です。

この強弱やリズムに慣れるための学習法は、英語の学習用音声だけではなく、音楽や映画などの観賞でも良いでしょう。

毎日聞いて、英語特有の発音(リエゾン)やリズム、強弱に慣れてリスニング対策を強化しましょう!

英検2級のリスニング対策ならDLSダイアモンドランゲージスクールへ!

英検2級のリスニング対策についてご紹介しました。

リスニングを難しいと感じている方にとって、英検のリスニング試験は壁かもしれません。

英語はいきなり上達するものではなく、コツコツ取り組むことで少しずつ身につくものです。

リスニングも今すぐの上達は難しいかもしれませんが、毎日勉強する事で苦手意識を克服し、英検2級の試験も前向きに捉えられるかもしれません。

英検2級 リスニング 難しい

今回は英検2級の一次試験で行われるリスニング試験について解説しましたが、リスニングは二次試験(面接試験)でも求められます。

しっかりとリスニング対策をして、試験に挑みたいですね!

当スクール、DLSダイアモンドランゲージスクールは東京都大田区にある英会話スクールで、世界中の人と意思疎通できる英会話力が身につくレッスンを提供いたしております。

ネイティブの英語が学べるので、リスニング力、スピーキング力が身につくため、ビジネスや留学などの目的の他、英検・TOEIC・TOEFLなどの英語試験対策にも最適です。

指導経験豊富なネイティブ講師が、生徒の英語学習をしっかりとサポートします。

一人一人の英語力に合わせたレッスンを提供しているため、「難しいから無理!」ということはありません。

生徒ひとりひとりに最適な勉強法をレクチャーします!

体験レッスンも随時受け付けていますので、是非お気軽にご参加ください。

無料体験レッスンについて

また、通常レッスンとは別に英検の二次試験(面接)の対策セミナーも実施しています。

本番と同じ環境で模擬試験、フィードバック等を行えるので、面接の対策に最適です!

英検二次試験の対策セミナーの詳細につきましては、公式サイトの最新情報をご確認いただくか、当スクールまでお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

【英検2級】リスニングって難しい?試験内容や対策を解説します! Read More »

英検のスピーキングテスト(2級)の試験内容と面接対策のポイントを4つご紹介

【英検のスピーキングテスト】2級(二次試験)の内容について

英検のスピーキングテスト(2級)は、どのような流れで、どのような内容なのか、これから英検を受験する方は気になる情報だと思います。

英検2級のスピーキングテストは二次試験で実施され、パッセージ(文章の一節)の音読と以下の4つの質問に答えます。

・パッセージに関する質問
・問題カードのイラストについて時系列をつかった説明
・問題カードに関する、受験者の意見を問う質問
・問題カード以外の、社会問題や社会現象について受験者の意見を問う質問

今回は、英検2級の二次試験で実施されるスピーキングテストについて、東京都大田区の英会話スクール、DLSダイアモンドランゲージスクールが解説します。

英検2級の二次試験の出題傾向や流れ、スピーキングテストのポイントを詳しく解説しますので、これから英検2級を受験する方は是非ご参考ください!

英検 スピーキングテスト 2級

英検2級のスピーキングテストの出題傾向とは

英検2級のスピーキングテストの出題傾向は、近年以下のようなテーマが取り上げられているようです。

【英検2級の出題傾向】
環境に優しい素材
屋上緑化
ペット産業
新しいエネルギー
サプリメント、医療
テクノロジー
環境問題 等

また、最近ではCOVID19に関連したオンライン会議なども話題に上がるようです。

自分の意見を言えるように普段からニュースや新聞に目を通し、英語で考えを言えるように練習しておきましょう。

英検2級のスピーキングテストの出題傾向そのものは他の級と重複していますが、英検2級は問題文の長さや内容、使う単語が変わることで問題のレベルが上がっているので、充分に対策をしておきたいですね。

英検準2級との違いは?

英検2級のスピーキングテストは、英検準2級で出てくる「日常生活」によく使われる単語とは違い、留学やビジネスで使われるような、いわゆる「改まった」単語が多いのが大きな違いです。

英検2級は日常生活から少し踏み込んだ、社会生活を送るのに必要な英語が身についている必要があります。

また英検2級スピーキングテストの問題カードを使った質問は、準2級では個々のイラストを説明するのとは違ってストーリーを読み取り、「時系列」で説明する事が必要になります。

英検 スピーキングテスト 2級

また、出題された内容に対する自分の考えも問われます。

英検2級スピーキングテストの受験者は、自分の意見を述べられるよう日々ニュースや新聞に目を通し、意見を持つ練習をしましょう。

またそれぞれ社会問題についてスピーキングテストで困らないよう英語で意見を述べる練習も、英検2級の対策では大切です。

試験(面接)の流れ

英検2級スピーキングテストの面接の流れを知って、日頃から心の準備をしましょう。

面接官との会話はすべて英語ですので、簡単な挨拶も聞き逃さないように気をつけましょう。

英検 スピーキングテスト 2級

【英検2級の面接試験の流れ】

  1. 入室
  2.  着席、名前、級の確認、挨拶をする
  3. 「問題カード」を受け取りパッセージを黙読(20秒)
  4. 「英語のタイトル」からパッセージの音読
  5. 「問題カード」を見ながらのパッセージやイラストに関する質問に答える
  6. イラストに関して時系列に説明。
    イラスを見て考える時間が20秒与えられ、「問題カード」を裏返し、質問に答える
  7.  受験者自身の意見に関して2つの質問に答える
  8. 「問題カード」を面接官に返して挨拶、退室、会場から速やかに退場する

これらが一連の流れになります。それぞれ細かく見ていきましょう。

入室

控室で自分の順番が来たら、名前と受験番号を呼ばれます。

指示に従って、面接室に入ります。

控室には戻れないので、忘れ物が無いように荷物はすべて持って入りましょう。

入室後、面接官に挨拶をします。

面接官から「面接カード」の提出を促されて着席を求められるので、以下の例を参考に、お礼を言って座りましょう。

受験者:Hello.
面接官:Hello. Can I have your card、please?
受験者:Yes.Here you are.(面接カードを渡す)
面接官:Please have a seat.
受験者:Thank you.(着席)

この後、面接官から、自己紹介をされ、名前と受験する級の確認がありますので答えてください。

その後、挨拶代わりに、How are you?など聞かれることもあります。

そのたびにきちんと返事をしましょう。

問題カードを受け取り、パッセージの音読や質問

いよいよスピーキングテストが開始されます。

問題カードが渡されるので、「Thank you.」と言って受け取りましょう。

問題カードにはパッセージとイラストが印刷されています。

スピーキングテストの内容は以下の通りです。

1.カードのパッセージを黙読し、その後音読
2.【No.1】音読したパッセージの内容に関する質問(カードは見てOK)
3.【No.2】問題カードのイラストに関する質問
4.【No.3】問題カードを裏返し、関連のある内容について受験者の意見を述べる
5.【No.4】問題カード以外の話題に関する質問

スピーキングテストでは問題カードに関する質問が大部分となりますが、最後のNo.4の問題は、問題カード以外の話題が出題されることがほとんどです。

質問に対し、受験者の意見を回答

英検2級のスピーキングテストでは、各質問に対し、説明をしたり自分の意見を述べたりします。

受験者の意見を尋ねる質問では、自分はどう思うのか(同意、不同意)、なぜそう思うのか、など、自分の意見をしっかりと説明する必要があります。

誰かの意見が取り上げられ、そのことについて意見を求められたら、まずは自分は同意なのか不同意なのかを明らかにし(I agree. / I disagree.)、どうしてそう思うのかを説明しましょう。

また、社会現象についての意見を問われた場合も、まずは自分の意見(結論)を最初に述べ、理由についても「We should…( We shouldn’t…)」などの表現を使い、答えられるようにしましょう。

過去問のなかには学校に生徒がスマホを持ち込むことをどう考えるか、医師の薬剤の処方量についてどう思うか、と問われるものがあります。

英検2級では社会的問題などが出題されるので、日頃からニュースなどで触れておき、自分の考えをまとめておくと良いでしょう。

英検2級

問題カードの返却、退室

スピーキングテストが終わったら、面接官に問題カードの返却を促されますので渡しましょう。

その後「You may go now.」と退室を促されますので、挨拶をして退室しましょう。

その時、Have a nice day. など挨拶をされた場合は You too. などの返事をしましょう。

退室後は、他の受験者と喋らずに会場から離れます。

以上が英検2級のスピーキングテストの流れになります。

このように、問題への解答だけではなく、面接官とのコミュニケーションも必要となりますので、挨拶なども練習しておくと良いでしょう。

受験者必見のスピーキングテスト対策!4つのポイントをご紹介

受験者必見のスピーキングテストの対策のポイントを、ここからご紹介します。

これまで英検2級のスピーキングテスト(二次試験)の流れを説明しました。

英検2級のスピーキングテストは一見簡単そうにも見える面接試験ですが、本番はやはりドキドキして上手くいかない事もあります。

今回ご紹介するポイントを参考に練習を行い、本番に備えましょう!

英検 スピーキングテスト 2級

1、試験管の目を見てはきはきと答えよう

英検2級のスピーキングテストでは、話す内容はもちろんですが、質問に答える際の対応や姿勢(アティチュード)も評価の1つになります。

下を向いたまま目を合わせないというのが一番評価が悪くなります。

試験官の目を見てはっきりと答えられるか、答える際の言葉の大きさや起伏なども評価の対象になります。

考える時には無言にならず、Well…なども使えるようにしておきましょう。

イメージとしては自分が外国人になりきって、試験官の目を見てハキハキと身振り手振りを加えながら答えるようにしましょう。

2、音読はゆっくり正しい発音で焦らず読み切る

音読ははっきり、ゆっくりとした発音で読み上げましょう。

もし知らない単語が出てきた場合でも、沈黙をさけ、スペルから発音を推測して英語らしく読み切ります。

抑揚をつけて読むと面接官に内容が伝わりやすいので、強弱を意識して読んでみましょう。

音読には時間制限がありませんので、焦らず落ち着いて読み切りましょう。

3、何度も声に出して練習をする

スピーキングテストはその名の通り、「話す」試験です。

練習は声に出して、何度も練習をしておきましょう。

また、社会的な話題に関する質問も出題されますので、日頃からニュースを読み、自分の意見を英語で話す練習もおすすめです。

声に出して練習をする際には、録音をしてみるのもおすすめです。

声のボリューム、発音や時制などのミスにも気付きやすいので、練習の際は是非録音をして聞き返してみましょう。

4、聞き返すときの言い方も覚えておこう!

面接官の発言が聞き取れない時は、聞き返すことが可能です。

うまく聞き取れない時は、「Could you say that again?」や「Pardon?」「Excuse me?」などの表現を使って聞き返しましょう。

ですが、何度も聞き返すのは減点対象となるので注意が必要です。

リスニング力が不十分とされ、質問が飛ばされてしまう可能性があります。

自然な範囲で聞き返しましょう。

また、考える時間が欲しい時、つまり即答できない時は「Well,…」など、考えていることを伝える表現も覚えておくと良いでしょう。

黙り込むことは避け、英語で「考え中」であることを伝える表現も合わせて覚えておくと安心です。

DLSダイアモンドランゲージスクールは英検の二次試験対策セミナーを実施!

DLSダイアモンドランゲージスクールでは、英検の二次試験対策セミナーを実施しています。

スピーキングテストは面接なので、本番と同じような環境で練習するのは個人の力ではなかなか難しいですよね。

DLSダイアモンドランゲージスクールの英検二次試験対策セミナーでは、指導経験豊富なネイティブ講師が英検の二次試験(スピーキングテスト)を徹底解説!

わかりやすく試験内容を解説し、模擬試験とフィードバックを行います。

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マンツーマンでレッスンを行いますので、受講者に合わせた内容のレッスンが受けられるのがこのセミナーの大きな魅力のひとつです。

英語での会話力(スピーキング、リスニング)を鍛え、スピーキングテストの出題内容や高得点を獲得できるコツ、勉強法が学べるので、しっかりと対策をすることができます。

自分ではなかなか気付きにくい発音の改善アドバイスもしますので、英検のスピーキングテスト対策の仕上げにも最適です!

英検のスピーキングテスト対策のセミナーの開講スケジュールは公式サイトでお知らせしていますので、最新情報をチェックしてください。

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今回は英検2級のスピーキングテストについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

DLSダイアモンドランゲージスクールでは、通常レッスンの生徒さんも随時募集しております。

当スクールは、世界中の人々と英語で自由に意思疎通ができる英語力を身に付けることをコンセプトとした東京都大田区の英会話スクールです。

指導力のあるネイティブ講師がしっかりと生徒さんの英語学習をサポートしますので、英語検定試験のリスニング・スピーキング対策はもちろん、ビジネスや留学など、様々な目的でお通いいただけます。

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