ドレミの歌を英語で歌ってみたいと思っても、英語の歌詞は日本語版と内容が違うため、最初は戸惑いやすいものです。
特に「ドはドーナツのド」ではなく、英語では別の単語で音を覚えるため、意味と発音をセットで理解することが大切です。
この記事では、英語版の考え方、カタカナでの読み方の目安、発音練習のコツを初心者にもわかりやすく整理します。
なお、歌詞全文の転載ではなく、学習に必要な単語や発音ポイントを中心に解説します。
ドレミの歌 英語歌詞カタカナで覚える前に知りたい基本
英語版のドレミの歌は、日本語版をそのまま英訳したものではなく、英語の音名や単語遊びを使って音階を覚える歌です。
そのため、カタカナだけを丸暗記するよりも、各音に対応する英単語の意味を理解したほうが歌いやすくなります。
まずは「何が日本語版と違うのか」「どの音をどう読めばよいのか」を押さえてから練習すると、発音のズレも少なくなります。
英語版は日本語版の直訳ではない
日本語のドレミの歌では、「ドはドーナツのド」のように、日本語の言葉と音名を結びつけて覚えます。
一方で英語版では、英語の音名に近い単語を使いながら、音階を楽しく覚えられるように作られています。
つまり、英語版は日本語版の歌詞を単純に置き換えたものではありません。
この違いを知らずに英語歌詞を見ようとすると、「なぜドーナツが出てこないのか」と混乱しやすくなります。
最初に別物として理解しておくと、英語版ならではの言葉遊びを楽しみながら覚えられます。
英語ではシではなくティに近い音で歌う
英語版で特に戸惑いやすいのが、日本語で「シ」と呼ぶ音が、英語では「Ti」に近い音で扱われる点です。
そのため、カタカナで読むなら「シ」ではなく「ティ」と意識したほうが、英語版の歌い方に近づきます。
日本語の感覚で「ドレミファソラシド」と歌うと、英語版の響きとは少し違って聞こえることがあります。
英語らしく歌うなら、「ド レ ミ ファ ソ ラ ティ ド」のように、最後から2つ目の音を変える意識が大切です。
子どもに教える場合も、「英語ではシをティっぽく歌う」と先に伝えると理解しやすくなります。
カタカナは読み方の補助として使う
英語の歌を覚えるとき、カタカナ表記は最初の入口としてとても便利です。
ただし、カタカナは英語の音を完全に再現できるわけではありません。
たとえば英語には、日本語よりも強く息を出す音、短く切る音、つながって聞こえる音があります。
そのため、カタカナを見ながら覚える場合でも、最終的には音源を聞いてまねる練習が必要です。
カタカナは「正解そのもの」ではなく、「歌い出すための補助輪」と考えると使いやすくなります。
歌詞の意味を知ると覚えやすい
英語版のドレミの歌は、音名と英単語の響きを結びつけているため、意味を理解すると記憶に残りやすくなります。
たとえば「ド」に近い音として使われる単語には、動物を表す意味があります。
「レ」に近い音には光を表す単語が使われるなど、音とイメージがつながるように工夫されています。
単にカタカナで読むだけだと、途中で歌詞の流れを忘れやすくなることがあります。
意味をざっくり知ってから練習すると、英語が苦手な人でも流れをつかみやすくなります。
子どもと歌うなら短い部分から始める
子どもと一緒に英語版を歌う場合、いきなり長い歌詞をすべて覚えようとしないほうが続けやすいです。
まずは音階の部分だけを、ゆっくりしたテンポで口に出すところから始めると負担が少なくなります。
次に、各音に対応する単語を1つずつ確認し、意味を絵や身近なものと結びつけると覚えやすくなります。
完璧な発音を最初から求めるよりも、楽しく声に出すことを優先したほうが英語への抵抗感も減ります。
親子で練習するなら、1日数分だけでも繰り返すほうが効果的です。
歌詞全文を探すときは公式情報も確認する
英語版の歌詞を確認したい場合は、個人ブログだけでなく、公式に近い情報や正規の歌詞掲載ページも確認すると安心です。
ドレミの歌は有名な曲ですが、歌詞には著作権があるため、全文を無断で転載しているページをそのまま利用するのは注意が必要です。
学習用の記事では、歌詞全文よりも意味、読み方、発音のポイントを整理して理解するほうが実用的です。
歌う練習をする場合は、公式音源や正規配信の音源を聞きながら、聞こえた音をまねる形にすると自然に近づきます。
この記事でも、歌詞の丸写しではなく、英語版を歌うための考え方と練習方法を中心に解説します。
カタカナ表記だけでなくリズムも意識する
英語の歌は、カタカナの文字数どおりに均等に発音すると、リズムが重たく聞こえることがあります。
日本語は一つひとつの音を比較的はっきり区切りますが、英語は強く読む音と弱く流す音の差が大きい言語です。
そのため、カタカナで「ドウ」「レイ」「ミー」と読めても、すべて同じ強さで伸ばすと英語らしさが出にくくなります。
音源を聞きながら、強く聞こえる場所、軽く流れる場所、次の単語につながる場所を意識しましょう。
カタカナとリズムをセットで覚えると、英語版のドレミの歌がかなり歌いやすくなります。
ドレミの歌の英語版で使われる音名と意味
英語版を覚えるときは、まず音名、読み方、意味を一覧で確認すると全体像がつかみやすくなります。
ここでは歌詞全文ではなく、各音に対応する代表的な単語や発音の目安を整理します。
表を見ながら、音の響きと意味をセットで覚えると、カタカナだけで暗記するよりも自然に歌えるようになります。
音名とカタカナの早見表
| 音名 | 英語での読み方の目安 | カタカナの目安 | 意味のイメージ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| Do / Doe | doʊ | ドウ | メスの鹿を表す語と音をかけている | 日本語の「ド」より少し伸ばす |
| Re / Ray | reɪ | レイ | 光線や一筋の光 | 「レ」ではなく「レイ」に近い |
| Mi / Me | miː | ミー | 自分を指す言葉 | 短い「ミ」ではなく伸ばす |
| Fa / Far | fɑːr | ファー | 遠いという意味 | fの息を意識する |
| Sol / So / Sew | soʊ | ソウ | 縫うという意味の語と音をかけている | 「ソ」だけで止めない |
| La | lɑː | ラー | 音名として使う | lの舌の位置を意識する |
| Ti / Tea | tiː | ティー | お茶を表す語と音をかけている | 日本語の「シ」ではない |
| Do | doʊ | ドウ | 最初の音へ戻る | 最後は明るく戻る意識 |
日本語版と英語版の違い
日本語版は、日本語の言葉遊びとして非常に覚えやすく作られています。
一方で英語版は、英語の発音や音名に合わせて単語が選ばれているため、日本語版とは登場する言葉が大きく異なります。
たとえば、日本語版でなじみのある「ドーナツ」や「レモン」は、英語版の中心表現とは一致しません。
英語版を歌うときは、日本語版のイメージをいったん横に置き、英語の単語遊びとして理解することが大切です。
この違いを知っておくと、子どもに説明するときにも「英語では別の覚え方をするんだよ」と伝えやすくなります。
DoとDoeの違い
英語版では、音名としてのDoと、同じような音で聞こえるDoeが結びつけられています。
Doeはメスの鹿を表す単語で、音としては「ドウ」に近く聞こえます。
日本語の「ド」と比べると、口を少し丸めて後ろへ引くような響きがあるため、「ドー」よりも「ドウ」と意識すると近づきやすいです。
ただし、歌の中では音程とリズムが優先されるため、辞書的な発音だけにこだわりすぎる必要はありません。
まずは「ドウ」と明るく出し、音源に合わせて長さや口の形を調整していきましょう。
TiとTeaの関係
英語版で「シ」にあたる音は、Tiとして扱われます。
このTiの響きに近い単語として、Teaが使われています。
Teaはお茶を表す基本的な英単語なので、子どもにも説明しやすい言葉です。
カタカナでは「ティー」と書くとわかりやすいですが、日本語の「チー」にならないように注意しましょう。
舌先を軽く上の歯の裏あたりに置き、短く息を出すように「ティ」と始めると、英語らしい音に近づきます。
カタカナで歌うときの発音のコツ
カタカナを使って英語版を覚える場合、ただ文字を読むだけではなく、英語らしい音の出し方を少し意識する必要があります。
特に母音を入れすぎないこと、伸ばす音をはっきりさせること、単語同士を自然につなげることが大切です。
ここでは、初心者でも実践しやすい発音のコツを、音ごとではなく歌い方の視点で整理します。
母音を入れすぎない
日本語のカタカナで英語を読むと、どうしても余分な母音が入りやすくなります。
たとえば英語では短く終わる子音も、日本語の感覚では「ト」「ド」「グ」のように母音つきで読んでしまいがちです。
ドレミの歌でも、単語の最後に余計な音を足すと、リズムが遅れて歌いにくくなります。
カタカナを見ながら歌う場合は、書かれている文字をすべて同じ強さで読まないようにしましょう。
最後の子音は軽く止める、弱い部分は流す、という意識を持つだけでも英語らしさが出やすくなります。
レイやミーは伸ばし方を意識する
英語版では、「レイ」や「ミー」のように、日本語の一音よりも少し長く響く音があります。
ここを短く切りすぎると、英語の単語として聞こえにくくなることがあります。
反対に、すべてを大げさに伸ばしすぎると、歌のテンポに乗りにくくなります。
音源を聞きながら、伸ばす場所とすぐ次へ進む場所を分けて練習しましょう。
特に「レイ」「ミー」「ティー」は、口を横に引きすぎず、自然に響かせると歌いやすくなります。
fとlの音を日本語と分ける
英語版を歌うとき、日本人が苦手にしやすいのがfとlの音です。
Faのfは、日本語の「フ」よりも上の歯と下唇を軽く近づけて、息を出すように発音します。
Laのlは、日本語の「ラ」よりも舌先を上の歯の裏あたりにつける意識が必要です。
この2つを日本語の「ファ」「ラ」と同じ感覚で歌っても通じないわけではありませんが、英語らしさは弱くなります。
少しだけ口や舌の位置を変えるだけで、カタカナ発音から一歩抜け出しやすくなります。
音源に合わせてまねる
英語の歌を覚えるうえで、もっとも効果的なのは音源に合わせて何度もまねることです。
文字だけを見て練習すると、自分の知っているカタカナ発音に引っ張られやすくなります。
最初は歌詞を見ずに音だけを聞き、どこが強く聞こえるか、どこが短く流れるかを確認しましょう。
次に、カタカナの目安を見ながら一緒に口を動かすと、音と文字がつながります。
最後に録音して聞き比べると、自分では気づきにくいズレも見つけやすくなります。
子どもや初心者に教えるときの練習方法
ドレミの歌は明るく覚えやすい曲なので、子どもの英語学習や初心者の発音練習にも使いやすい題材です。
ただし、最初から英語歌詞を全部覚えさせようとすると、難しく感じてしまうことがあります。
楽しく続けるためには、音、単語、意味、リズムの順番で少しずつ慣れていくのがおすすめです。
まずは音階だけを歌う
最初の練習では、英語の単語をすべて覚えるよりも、音階の響きに慣れることを優先しましょう。
「Do Re Mi Fa Sol La Ti Do」の流れだけを、音源に合わせてゆっくり口に出します。
この段階では、細かい意味や文法を説明しすぎる必要はありません。
英語では「シ」ではなく「ティ」に近い音になることだけを伝えれば十分です。
音階を楽しく歌えるようになると、そのあとに単語や意味を足しても負担が少なくなります。
単語カードで意味を結びつける
子どもに教える場合は、単語カードやイラストを使うと理解が早くなります。
たとえば、鹿、太陽の光、自分、お茶など、意味のイメージを絵で見せると記憶に残りやすくなります。
英語のスペルを完璧に読ませるよりも、「この音はこのイメージとつながっている」と感じてもらうことが大切です。
音と意味がつながると、歌詞を聞いたときにも内容を思い出しやすくなります。
親子で遊びながらカードを並べるだけでも、英語版の流れを自然に覚えられます。
1日1フレーズだけ練習する
初心者が英語の歌を覚えるときは、短い範囲を毎日繰り返すほうが効果的です。
1日に長時間練習するよりも、1フレーズだけを何度も声に出すほうが、口が慣れやすくなります。
特にドレミの歌はテンポがよく、慣れていないと口が追いつかない部分があります。
今日は音階だけ、明日は単語の意味だけ、次の日は音源に合わせる、というように分けると挫折しにくくなります。
小さく区切って練習すれば、英語が苦手な人でも少しずつ歌える範囲が広がります。
完璧な発音より楽しさを優先する
子どもや英語初心者にとって、最初から完璧な発音を求められると、歌うこと自体が楽しくなくなる場合があります。
ドレミの歌は、音楽を通して英語に親しむための題材として使うのが向いています。
多少カタカナっぽくなっても、まずは声に出してリズムに乗ることを大切にしましょう。
慣れてきたら、少しずつfやl、Tiの音を直していけば十分です。
楽しい経験として英語の歌に触れることが、結果的に継続しやすい学習につながります。
英語歌詞をカタカナで覚えるときの注意点
英語歌詞をカタカナで覚える方法は便利ですが、使い方を間違えると発音の癖が強く残ることがあります。
また、有名曲の歌詞には著作権があるため、全文をそのままコピーして使うことにも注意が必要です。
ここでは、学習目的で安全に、そして効果的に活用するためのポイントを整理します。
カタカナを最終ゴールにしない
カタカナ表記は、英語の歌に初めて触れる人にとって心強いサポートになります。
しかし、カタカナだけを見て歌えるようになっても、実際の英語の音とは違って聞こえることがあります。
特に英語は、弱く読む音やつながる音が多いため、文字どおりに読んでも自然なリズムになりにくいです。
カタカナで大まかな読み方をつかんだら、必ず音源を聞いて修正していきましょう。
最終的には、カタカナを見なくても音で思い出せる状態を目指すのがおすすめです。
歌詞全文の転載には注意する
ドレミの歌は広く知られている曲ですが、英語版の歌詞は著作権で保護されています。
そのため、ブログやSNSに歌詞全文をそのまま掲載する場合は、権利面に注意が必要です。
学習記事を作る場合は、全文転載ではなく、意味の解説、発音のコツ、練習方法を中心に構成すると安全です。
読者が正確な歌詞を確認したい場合は、公式サイトや正規の音源、ライセンスされた歌詞ページへ案内するとよいでしょう。
この記事のように、単語レベルの解説やカタカナの目安を示す形なら、学習コンテンツとしても使いやすくなります。
日本語版のイメージに引っ張られすぎない
日本語版のドレミの歌をよく知っている人ほど、英語版を歌うときに日本語のイメージへ戻りやすくなります。
しかし、英語版では単語の選び方も意味の流れも異なるため、日本語版の歌詞を思い浮かべすぎると混乱することがあります。
英語版を練習するときは、英語の単語と音の関係だけに集中する時間を作りましょう。
日本語版との違いを比較するのは理解に役立ちますが、歌う練習では英語のリズムを優先することが大切です。
慣れてくると、日本語版と英語版の両方を別々の歌として楽しめるようになります。
発音記号より音のまねから始める
英語の発音を正確に学ぶには発音記号も役立ちますが、歌の練習では最初から細かく覚える必要はありません。
特に子どもや初心者の場合、発音記号の説明が多すぎると、歌う前に難しく感じてしまいます。
まずは音源を聞き、聞こえたままに声を出す練習から始めましょう。
そのあとで、どうしてもズレやすい音だけを発音記号や口の形で確認すると効率的です。
ドレミの歌では、Do、Ray、Me、Fa、La、Tiのような短い音から練習できるため、発音入門にも向いています。
まとめ
ドレミの歌を英語で歌うときは、日本語版の直訳ではなく、英語の音名と単語遊びを使った別の歌として理解することが大切です。
カタカナは初心者にとって便利な補助になりますが、それだけに頼ると英語本来のリズムや音のつながりを再現しにくくなります。
まずはDo、Ray、Me、Fa、Sol、La、Ti、Doの流れをつかみ、意味と発音の目安をセットで覚えると歌いやすくなります。
子どもや初心者に教える場合は、短い範囲から始め、単語カードや音源を使いながら楽しく繰り返すのがおすすめです。
歌詞全文を扱う場合は著作権にも注意し、公式情報や正規の音源を確認しながら、安全に英語学習へ活用しましょう。

