英語の「just」は日常会話で頻繁に登場する単語ですが、意味が多く、使い方に迷う人も少なくありません。
「ちょうど」「たった」「ただ」「まさに」など、同じjustでも文章や場面によって日本語訳が大きく変わります。
また、現在完了形や過去形と組み合わせたときの位置や、onlyやalreadyとの違いを理解することも重要です。
この記事では、justの基本的な7つの意味から、自然な英会話で使える定番フレーズ、間違えやすい文法まで具体的な例文を交えて解説します。
初心者でも理解できるように整理しているので、ぜひ最後まで確認してみてください。
justの使い方を7つの意味と例文で解説
justは英語の中でも特に使用頻度が高く、一つの日本語訳だけでは理解できない単語です。
「ちょうど」という意味で覚えている人も多いですが、実際には数量の限定、強調、時間、依頼など、さまざまな場面で活躍します。
共通するのは、ある物事を限定したり、特定の点に意識を向けたりする働きです。
まずは代表的な7つの意味を整理し、それぞれがどのような状況で使われるのかを詳しく見ていきましょう。
1 ちょうど今したばかりを表すjust
justの代表的な使い方の一つが、「ちょうど今〜したところ」「〜したばかり」という時間的な意味です。
例えば「I’ve just finished my homework.」は「ちょうど宿題を終えたところです」という意味になります。
このjustは、ある行動が現在からそれほど離れていない過去に完了したことを表し、現在完了形や過去形と一緒によく使われます。
「She has just arrived at the station.」なら「彼女はたった今駅に到着したところです」と訳すことができます。
ただし、justが示す時間の短さに厳密な決まりはなく、数秒前の場合もあれば、話し手の感覚によっては数時間前の出来事を指す場合もあります。
| 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I’ve just finished lunch. | ちょうど昼食を終えたところです。 |
| He has just left the office. | 彼はたった今オフィスを出ました。 |
| I just got home. | 今帰宅したばかりです。 |
| We’ve just started the meeting. | 会議を始めたばかりです。 |
| She just called me. | 彼女からたった今電話がありました。 |
2 ちょうどやぴったりを表すjust
justには「ちょうど」「ぴったり」「まさに」という意味もあり、時間や場所、数量、状態などが一致していることを強調できます。
例えば「This shirt is just right for me.」は「このシャツは私にぴったりです」という意味です。
また、「That’s just what I wanted.」と言えば「それこそ私が欲しかったものです」と、期待していたものとの一致を表現できます。
この用法では、justの後ろに形容詞や名詞句などを置き、対象が求めている条件に合っていることを伝えます。
買い物や待ち合わせ、仕事での確認など、日常のさまざまな場面で活用できる便利な表現です。
| 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| This size is just right. | このサイズはちょうどいいです。 |
| That’s just what I need. | それはまさに私が必要としているものです。 |
| You look just like your father. | あなたはお父さんにそっくりです。 |
| Put the box just here. | 箱をちょうどここに置いてください。 |
| That’s just what I thought. | まさに私が考えていたことです。 |
3 ただやたっただけを表すjust
justは「ただ〜だけ」「たった〜しかない」というように、数量や範囲を限定する場合にも使用します。
例えば「I have just five dollars.」は「私は5ドルしか持っていません」という意味になります。
また、「I’m just looking.」は店員に声をかけられた際に「ただ見ているだけです」と伝える定番のフレーズです。
このjustはonlyと近い意味を持ちますが、話し手が状況を控えめに説明したり、大げさに受け取られないようにしたりする場面でも使われます。
特に会話では、justを使うことで「それ以上の特別な意味はない」というニュアンスを自然に加えられます。
| 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I need just one minute. | たった1分だけ必要です。 |
| It’s just a joke. | ただの冗談です。 |
| I’m just looking. | 見ているだけです。 |
| There are just three people. | 3人しかいません。 |
| I just wanted to say hello. | ただ挨拶したかっただけです。 |
4 まさにや本当にを強調するjust
justは、話し手の感情や判断を強調する目的でもよく使われます。
例えば「That’s just amazing!」は「それは本当にすごい!」という強い感動を表す文章です。
また、「I just can’t understand it.」と言えば、「どうしても理解できない」という困惑した気持ちを表現できます。
この用法では、単に事実を伝えるだけでなく、驚きや不満、喜びなどの感情を言葉に加える働きがあります。
ただし、justの意味は常に肯定的とは限らず、後ろに続く単語によっては不満や拒絶を強めることもあります。
| 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| That’s just wonderful! | それは本当に素晴らしいです。 |
| It’s just perfect. | まさに完璧です。 |
| I just love this song. | この曲が本当に大好きです。 |
| I just can’t believe it. | どうしても信じられません。 |
| This is just ridiculous. | これは本当にばかげています。 |
5 とにかくやまずはを表すjust
justは命令文や提案の中で使うと、「とにかく」「まずは」「余計なことを考えずに」という意味を表すことがあります。
例えば「Just try it.」は「とにかく試してみて」という意味で、相手に行動を促す自然なフレーズです。
「Just do your best.」なら「とにかくベストを尽くして」という励ましの言葉になります。
相手の迷いを減らして行動を促したいときに便利ですが、命令文の内容や言い方によっては強く聞こえることもあります。
特に「Just listen to me!」のような表現は、声の調子によって励ましにも苛立ちにも聞こえるため注意しましょう。
| 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| Just try it. | とにかく試してみて。 |
| Just relax. | まずはリラックスして。 |
| Just do your best. | とにかくベストを尽くして。 |
| Just tell me the truth. | とにかく本当のことを教えて。 |
| Just keep going. | とにかく続けて。 |
6 ちょっとや少しを表すjust
justは依頼や質問をするときに使うと、言い方を少し控えめにする役割を持ちます。
例えば「Could you just check this document?」は「この書類をちょっと確認していただけますか」という意味です。
単に「Could you check this document?」と言う場合と比べると、justによって依頼する作業が小さなものであるかのように伝えられます。
また、「I just wanted to ask you something.」のように、質問を切り出す場面でも自然に使われます。
ただし、justを付ければ必ず丁寧になるわけではなく、口調や状況によっては相手の負担を軽視しているように受け取られる場合もあります。
| 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| Could you just help me? | ちょっと手伝ってもらえますか。 |
| Can I just ask a question? | ちょっと質問してもいいですか。 |
| I just wanted to confirm. | ちょっと確認したかったのです。 |
| Could you just wait here? | ここで少し待っていただけますか。 |
| Let me just check. | ちょっと確認させてください。 |
7 ぎりぎりやかろうじてを表すjust
justには「ぎりぎり」「かろうじて」という意味もあり、時間や数量、能力などが必要な条件をわずかに満たしていることを表せます。
例えば「We arrived just in time.」は「私たちはぎりぎり間に合いました」という意味です。
また、「I can just hear you.」は文脈によって「あなたの声がかろうじて聞こえます」と訳せます。
この用法では、余裕がほとんどない状態や、わずかな差で条件を満たした状況を伝えることができます。
特に「only just」という形になると、ぎりぎりであることをさらに明確に表現できます。
| 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| We arrived just in time. | 私たちはぎりぎり間に合いました。 |
| I can just hear you. | 声がかろうじて聞こえます。 |
| She just managed to pass. | 彼女はどうにか合格できました。 |
| We only just caught the train. | 私たちは本当にぎりぎりで電車に乗れました。 |
| The box only just fits. | その箱はぎりぎり収まります。 |
justを置く位置と時制の基本ルール
justの意味を理解できても、英文のどこに置けばよいのか迷う人は多いでしょう。
justは主に副詞として使われるため、動詞や形容詞、名詞句など、何を修飾するかによって位置が変わります。
さらに、現在完了形や過去形、進行形など、組み合わせる時制によっても基本的な語順が異なります。
特に時間を表すjustは、語順だけでなく時制の選択も重要なので、代表的なパターンを例文と一緒に確認していきましょう。
一般動詞とbe動詞を使うときのjustの位置
一般動詞を修飾するjustは、基本的に動詞の前に置くことが多いです。
例えば「I just want some water.」は「私はただ水が欲しいだけです」という意味になり、justがwantを修飾しています。
一方、be動詞のある文章では「It’s just a suggestion.」のように、be動詞の後ろにjustを置く形がよく使われます。
ただし、justは意味によって修飾する対象が変わるため、どの文章でも必ず同じ位置になるわけではありません。
最初は「一般動詞の前」「be動詞の後」という基本形を覚え、そのうえで何を限定・強調しているのかを意識すると理解しやすくなります。
| 文の種類 | justの基本的な位置 | 例文 |
|---|---|---|
| 一般動詞 | 動詞の前 | I just need a break. |
| be動詞 | be動詞の後 | It’s just a game. |
| 助動詞 | 助動詞の後 | You can just ask me. |
| 形容詞を修飾 | 形容詞の前 | This is just perfect. |
| 数量を限定 | 数量の前 | I have just ten minutes. |
現在完了形でのjustの位置と使い方
現在完了形は、justの使い方を学ぶ際に特に重要な文法です。
「haveまたはhas+just+過去分詞」という語順を使うことで、ある行動が少し前に完了したことを表せます。
例えば「I’ve just eaten breakfast.」は「朝食を食べたばかりです」という意味になります。
「She has just finished her work.」なら「彼女はちょうど仕事を終えたところです」と表現できます。
現在完了形は過去の出来事と現在の状況とのつながりを表すため、今の時点での完了や結果を伝えたい場合に便利です。
| 主語 | 現在完了形の例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| I | I’ve just arrived. | ちょうど到着したところです。 |
| He | He’s just left. | 彼はたった今出発しました。 |
| She | She’s just called. | 彼女はたった今電話をかけてきました。 |
| We | We’ve just finished. | 私たちはちょうど終えたところです。 |
| They | They’ve just started. | 彼らは始めたばかりです。 |
過去形と現在進行形で使うjustの違い
justは現在完了形だけでなく、過去形や現在進行形でも使うことができます。
例えば「I just finished my work.」は「仕事を終えたばかりです」という意味で、アメリカ英語ではこのような過去形がよく使われます。
一方、イギリス英語では直近の完了を表す場合に「I’ve just finished my work.」という現在完了形が選ばれやすい傾向があります。
現在進行形では「I’m just checking the schedule.」のように、今行っている動作を表すこともできますが、この場合のjustは「ちょっと確認しているだけ」という限定の意味にもなります。
つまり、justの意味を判断する際には、時制だけでなく会話の状況も確認することが大切です。
| 時制 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|
| 現在完了形 | I’ve just sent the email. | メールを送ったばかりです。 |
| 過去形 | I just sent the email. | メールを送ったばかりです。 |
| 現在進行形 | I’m just sending the email. | 今ちょうどメールを送っているところです。 |
| 過去進行形 | I was just leaving. | ちょうど出かけるところでした。 |
| 過去完了形 | I had just arrived when he called. | 彼から電話があったとき、私は到着したばかりでした。 |
justの位置によって意味が変わるケース
justは文章のどの部分を限定するかによって、意味や相手に伝わる印象が変わる場合があります。
例えば「I just want to talk.」は一般的に「ただ話がしたいだけです」という意味ですが、状況によっては「とにかく話したい」という気持ちも表します。
一方、「I want just one thing.」なら「欲しいものはたった一つです」となり、justがone thingという数量を限定しています。
また、「She just said hello.」は「彼女はただ挨拶しただけです」とも「彼女はたった今挨拶しました」とも解釈でき、会話の文脈によって意味が変わります。
単語の位置だけで機械的に訳すのではなく、justが何を強調し、どのような情報を伝えようとしているかを考えることが重要です。
| 英語の例文 | 主な意味 |
|---|---|
| I just want to talk. | ただ話がしたいだけです。 |
| I want just one thing. | 欲しいものはたった一つです。 |
| She just said hello. | ただ挨拶しただけです。 |
| She has just said hello. | 彼女はたった今挨拶したところです。 |
| It’s just too expensive. | どう考えても高すぎます。 |
よく使うjustの決まり文句と英会話フレーズ
justは単独で使うだけでなく、ほかの単語と組み合わせることで、さまざまな意味を表します。
特にjust nowやjust in case、just aboutなどは、日常会話だけでなく映画や海外ドラマでもよく見かける表現です。
これらは単語を一つずつ訳すよりも、フレーズ全体の意味を覚えたほうが自然に理解できます。
ここでは、英会話ですぐに使いやすい代表的な表現を4つのグループに分けて紹介します。
just nowとjust thenの意味と違い
「just now」は「たった今」「つい先ほど」という意味で、非常に近い過去を表す際によく使われます。
例えば「I saw him just now.」は「私はつい先ほど彼を見かけました」という意味です。
一方、「just then」は「ちょうどそのとき」という意味で、過去の物語や出来事の途中で特定の瞬間を示します。
例えば「Just then, the phone rang.」は「ちょうどそのとき、電話が鳴りました」と訳せます。
なお、just nowは地域や文脈によって「今すぐ」「ちょうど今」を指すこともあるため、前後の文章から判断しましょう。
| フレーズ | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| just now | たった今、先ほど | I saw her just now. |
| just then | ちょうどそのとき | Just then, the door opened. |
| just before | 〜の直前に | I called just before lunch. |
| just after | 〜の直後に | We arrived just after noon. |
just in caseとjust in timeの使い方
「just in case」は「念のため」「万が一に備えて」という意味で、何かに備えるときに使います。
例えば「Take an umbrella just in case.」は「念のため傘を持っていって」という意味です。
一方、「just in time」は「ぎりぎり間に合って」「ちょうど間に合って」という意味で、時間的な余裕がほとんどない状態を表します。
「We got to the airport just in time.」なら「私たちは空港にぎりぎり間に合いました」と訳すことができます。
どちらもjustを含む表現ですが、前者は備え、後者は時間に間に合うことを表しており、意味は大きく異なります。
| フレーズ | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| just in case | 念のため | Bring some cash just in case. |
| just in case of rain | 雨に備えて | Take a jacket just in case of rain. |
| just in time | ぎりぎり間に合って | I arrived just in time. |
| just on time | ちょうど予定時刻に | The train arrived just on time. |
just aboutとjust around the cornerの意味
「just about」は「ほとんど」「だいたい」「もう少しで」という意味で使われることがあります。
例えば「I’m just about ready.」は「ほぼ準備ができています」という意味です。
また、「just around the corner」は「すぐ近くに」「もうすぐ」という意味で、場所や時間の近さを表します。
「The station is just around the corner.」なら「駅はすぐそこです」と訳せます。
「Summer is just around the corner.」のように季節やイベントを主語にすると、「夏はもうすぐです」という時間的な意味になります。
| フレーズ | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| just about | ほとんど | I’m just about finished. |
| just about ready | ほぼ準備ができている | We’re just about ready. |
| just around the corner | すぐ近くに | The cafe is just around the corner. |
| just around the corner | もうすぐ | The holidays are just around the corner. |
| just a moment | 少しの間 | Just a moment, please. |
just asとjust becauseの使い方
「just as」は「まさに〜するとき」「ちょうど〜と同じように」という意味で、二つの出来事や状態の関係を表します。
例えば「Just as I was leaving, it started to rain.」は「ちょうど私が出かけようとしていたとき、雨が降り始めました」という意味です。
一方、「just because」は「単に〜だから」という意味で、特に「Just because A doesn’t mean B.」という形がよく使われます。
例えば「Just because it’s expensive doesn’t mean it’s good.」は「高いからといって良いものとは限りません」と訳せます。
どちらも会話や文章でよく登場するため、justの直訳にこだわらず、文型ごと覚えるのがおすすめです。
| フレーズ | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| just as | まさに〜するとき | Just as I arrived, he left. |
| just as … as | 〜とまったく同じくらい | She’s just as tall as I am. |
| just because | 単に〜だから | Don’t do it just because others do. |
| just because A doesn’t mean B | AだからといってBとは限らない | Just because it’s cheap doesn’t mean it’s bad. |
justと似た英語表現の違いを徹底比較
justの使い方を正しく理解するには、似た意味を持つ英単語との違いを知ることも大切です。
特にonly、exactly、already、recentlyなどは、justと同じような日本語訳になることがあります。
しかし、実際には話し手が何を強調したいのかによって、自然に使える単語が変わります。
意味が似ているからといってすべて置き換えられるわけではないため、例文を比較しながら細かなニュアンスを整理していきましょう。
justとonlyの違い
justとonlyは、どちらも「ただ〜だけ」「〜しかない」という意味で使われることがあります。
例えば「I have just ten dollars.」と「I have only ten dollars.」は、どちらも「10ドルしか持っていません」という意味になります。
ただし、onlyは数量や選択肢が限定されている事実を明確に示すのに対し、justは会話の中で控えめに伝えたり、状況を軽く説明したりするためにも使われます。
「It’s just a joke.」は「ただの冗談だよ」と相手を安心させる場面でも使えますが、「It’s only a joke.」も同様の意味で使用できます。
両者の違いは必ずしも明確に分かれるわけではなく、話し手の意図や声の調子によってニュアンスが変化します。
| just | only | ニュアンス |
|---|---|---|
| I’m just looking. | I’m only looking. | 見ているだけ |
| I just need one. | I only need one. | 一つだけ必要 |
| It’s just a joke. | It’s only a joke. | ただの冗談 |
| I just want to help. | I only want to help. | 手伝いたいだけ |
justとexactlyの違い
justとexactlyは、どちらも「ちょうど」「正確に」という意味で使われる場合があります。
例えば「That’s just what I wanted.」と「That’s exactly what I wanted.」は、どちらも「それこそ私が欲しかったものです」という意味です。
ただし、exactlyは正確な一致や誤差のない状態を強調する傾向があります。
一方、justは一致していることを自然に伝えたり、感情を込めて強調したりする場面でも使われます。
特に時間や測定値の正確さを明確にしたい場合は、exactlyを選んだほうが伝わりやすいことがあります。
| 表現 | 日本語訳 | 主なニュアンス |
|---|---|---|
| That’s just right. | それはちょうどいいです。 | 適切さを強調 |
| That’s exactly right. | それは完全に正しいです。 | 正確な一致を強調 |
| It’s exactly 3 p.m. | 正確に午後3時です。 | 時刻の正確さ |
| That’s just what I needed. | まさに必要としていたものです。 | 期待との一致 |
justとalreadyやyetの違い
justとalreadyは現在完了形でよく使われますが、伝えたい内容が異なります。
justは「たった今〜したばかり」という直近の完了を表すのに対し、alreadyは「すでに〜した」という完了の事実や、予想より早かったというニュアンスを表せます。
例えば「I’ve just finished my homework.」は「宿題を終えたばかりです」という意味です。
一方、「I’ve already finished my homework.」なら「私はもう宿題を終えています」となり、完了した時点が必ずしも直前とは限りません。
また、yetは現在完了形の疑問文や否定文でよく使われ、「もう〜しましたか」「まだ〜していません」という意味を表します。
| 単語 | 主な意味 | 例文 |
|---|---|---|
| just | たった今〜したばかり | I’ve just eaten. |
| already | すでに〜した | I’ve already eaten. |
| yet | もう、まだ | Have you eaten yet? |
| still | 依然として、まだ | I still haven’t eaten. |
justとrecentlyの違い
justとrecentlyは、どちらも最近の出来事を表す際に使用できます。
しかし、justは出来事が比較的直前に起きたことを示すのに対し、recentlyは「最近」「このところ」という少し広い期間を表せます。
例えば「I’ve just moved to Tokyo.」は「東京に引っ越したばかりです」という意味になります。
一方、「I’ve recently moved to Tokyo.」は「最近東京に引っ越しました」となり、必ずしも引っ越しが数日前だったとは限りません。
もちろん両者が指す期間は文脈によって重なるため、何日前までならjustを使えるという厳密な区切りはありません。
| 比較 | 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| just | I’ve just started a new job. | 新しい仕事を始めたばかりです。 |
| recently | I’ve recently started a new job. | 最近新しい仕事を始めました。 |
| just | She has just returned. | 彼女はたった今戻ってきました。 |
| recently | She has recently returned. | 彼女は最近戻ってきました。 |
justを使うときの注意点と練習問題
justは短くて便利な単語ですが、使う位置や場面によって意味が変わるため、初心者が間違えやすい表現でもあります。
特に現在完了形と過去形の違い、否定文の解釈、justの品詞の違いには注意が必要です。
また、日本語の「ちょうど」や「だけ」をすべてjustに置き換えられるわけではありません。
ここでは、実際の英作文や英会話でつまずきやすいポイントを整理し、最後に理解度を確認できる練習問題を紹介します。
時制の間違いに注意する
「〜したばかり」という意味でjustを使うときは、動詞の時制に注意する必要があります。
例えば「I just finish my homework.」は、過去の完了を伝える通常の文章としては不自然です。
正しくは「I just finished my homework.」または「I’ve just finished my homework.」などを使います。
また、「I’ve just finished my homework yesterday.」のように、現在完了形と明確な過去の時点を示すyesterdayを組み合わせるのは、標準的な英語では通常避けます。
「昨日終えたばかり」と伝えたい場合は「I only finished my homework yesterday.」など、伝えたい意味に合わせて過去形を使うと自然です。
| 不自然な例文 | 自然な例文 |
|---|---|
| I just finish my work. | I just finished my work. |
| I have just finish my work. | I have just finished my work. |
| She has just arrive. | She has just arrived. |
| I’ve just met him yesterday. | I met him yesterday. |
| I am just finish eating. | I’ve just finished eating. |
否定文ではjustの位置と意味に注意する
justを否定文で使うと、通常の肯定文とは異なるニュアンスが生まれる場合があります。
例えば「I just don’t understand.」は「どうしても理解できません」という強い困惑を表すことができます。
また、「I don’t just work here.」は「私はここで働いているだけではありません」という意味で、働くこと以外にも何かをしていると示唆しています。
このように、justが否定を強調しているのか、否定される内容を限定しているのかによって解釈が変わります。
特にnotとjustが近い位置にある文章では、単語の順番だけでなく、どの部分が否定されているのかを確認しましょう。
| 英語の例文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I just don’t know. | どうしてもわかりません。 |
| I just can’t do it. | どうしてもできません。 |
| I don’t just study English. | 英語を勉強するだけではありません。 |
| It’s not just a problem of money. | 単なるお金の問題ではありません。 |
| I just don’t want to go. | どうしても行きたくありません。 |
形容詞として使うjustの意味も覚える
justは副詞として使われることが多い単語ですが、形容詞として使われる場合もあります。
形容詞のjustには「公正な」「正当な」「公平な」などの意味があり、副詞とは異なる働きをします。
例えば「That was a just decision.」は「それは公正な判断でした」という意味です。
また、「We want a just society.」は「私たちは公正な社会を望んでいます」と訳すことができます。
日常会話では副詞のjustを優先的に覚えると便利ですが、ニュース記事やビジネス文書を読む場合は形容詞としての意味も理解しておきましょう。
| 品詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| 副詞 | ちょうど | I’ve just arrived. |
| 副詞 | たった、ただ | It’s just a game. |
| 副詞 | まさに | That’s just perfect. |
| 形容詞 | 公正な | It was a just decision. |
| 形容詞 | 正当な | They fought for a just cause. |
justの使い方を確認する練習問題
ここまで学んだ内容を定着させるために、justを使った簡単な練習問題に挑戦してみましょう。
最初は日本語の意味を確認し、そのあと英語の文章に合う語句や時制を考えてみてください。
特に「〜したばかり」「ただ〜だけ」「ちょうど」「念のため」という4種類の意味を区別することが重要です。
問題を解く際には、justの日本語訳を一つに固定せず、前後の語句や状況から判断することを意識しましょう。
最後に解答と解説を確認すれば、自分が理解できている部分と復習が必要な部分を整理できます。
練習問題
| 問題 | 日本語 |
|---|---|
| 1. I’ve ( ) finished my lunch. | ちょうど昼食を終えたところです。 |
| 2. It’s ( ) a joke. | ただの冗談です。 |
| 3. Take an umbrella ( ) case. | 念のため傘を持っていって。 |
| 4. This is ( ) what I wanted. | これはまさに私が欲しかったものです。 |
| 5. I ( ) got home. | 今帰宅したばかりです。 |
| 6. Could you ( ) wait a minute? | ちょっと待っていただけますか。 |
解答
| 問題 | 正解 |
|---|---|
| 1 | just |
| 2 | just |
| 3 | just in |
| 4 | just |
| 5 | just |
| 6 | just |
1番は現在完了形を使っているため、haveと過去分詞の間にjustを入れます。
2番と4番はそれぞれ「ただの」「まさに」という意味を持ち、justの働きが異なる点がポイントです。
3番は「just in case」という決まり文句を完成させる問題で、空欄にjust inを入れる必要があります。
5番は過去形とjustを組み合わせて最近の出来事を表しており、6番は依頼を控えめにするためのjustを使用しています。
これらを無理なく使い分けられるようになれば、英会話や英作文でjustを自然に活用しやすくなります。
まとめ
justの使い方には「ちょうど〜したばかり」「ぴったり」「ただ〜だけ」「まさに」「とにかく」「ちょっと」「ぎりぎり」など、さまざまな意味があります。
一つの日本語訳に固定するのではなく、何を限定・強調しているのかを考えることが理解への近道です。
また、現在完了形では「haveまたはhas+just+過去分詞」という語順を覚えておくと、直前に完了した出来事を自然に伝えられます。
onlyやexactly、alreadyなどの似た単語との違いを理解することで、状況に合った英語を選びやすくなるでしょう。
just nowやjust in caseなどの決まり文句も、日常会話で使用する機会が多いため、フレーズごと覚えるのがおすすめです。
まずは「I’ve just finished.」「I’m just looking.」「Just a moment, please.」のような短い例文から練習し、実際の会話で使ってみてください。
