TOEFL Juniorの平均点が知りたい!対策や勉強法などもご紹介
TOEFL Juniorの平均点がどのくらいか、これから学習を始める方にとって気になる方も多いのではないでしょうか。
TOEFL Junior(トーフル ジュニア)は多くの方がご存知の通り、世界中の中高生を主な対象とした英語の検定試験です。
TOEFL Juniorで得たスコアは、国際的な評価にも採用されており、海外留学の他、国内の大学や高校、中学校の入試などのシーンで活用されています。
特に大学では約80校が推薦入試の一つの指標として活用しているため、TOEFL Juniorの獲得点数や平均点が気になる受験生の方も少なくないのではないでしょうか。
実際、当スクールでも「ジュニアの平均点はどのくらいなんですか?」といった平均点に関する質問が寄せられます。
TOEFL Juniorのテストは900点満点。このうちのどのくらいの点数を目指したら良いのでしょうか?
ますます平均点が気になりますね。
今回の記事ではTOEFL Juniorのスコアや平均点について、そして獲得点数アップのための勉強方法を、英会話スクールのDLSダイアモンドランゲージがご紹介します。
iBTとの違いは?
TOEFLには、Juniorの他にもPrimaryやiBTなど、様々なテストがあります。
代表的なテストにiBTがありますが、Juniorとの違いはどのような点でしょうか。
iBTとの違いは大きく分けて3つあり、試験の内容とレベル、スコアの用途が挙げられます。
試験の内容は以下の通りです。
■TOEFL iBT
・リーディング
・リスニング
・スピーキング
・ライティング
■TOEFL Junior
・リスニング
・文法、語彙
・リーディング
iBTではあるライティングとスピーキングが、Juniorにはありません。
この点は一番大きな違いといえるでしょう。
レベルは、iBTはリーディング、リスニングは英検1級程度、一方Juniorはリーディングやリスニングは英検2級~準1級程度のレベルで、文法の問題では高校生で習う範囲のレベルと考えて良さそうです。
最後にスコアの用途ですが、TOEFL iBTは英語圏の大学や大学院への進学、留学が主な活用方法ですが、Juniorは留学はもちろん、日本国内の高校や大学入試などのシーンで活用されています。
TOEFL Juniorのレベルはどのくらい?平均点は?
TOEFL Juniorはどのくらいのレベルのテストで、平均点はどの程度なのでしょうか。
はじめてTOEFL Juniorに挑戦する生徒さんから、「どの位難しいの?」「平均点はどのくらいですか?」難易度やレベル、平均点について質問をされることもあります。
はじめて受験する場合、どのくらい頑張ったらいいのかがわからないので、平均点や難易度は気になるポイントだと思います。
iBTとの比較でも簡単に難易度についてご紹介しましたが、ここではより詳しくレベルや平均点についてご紹介します。
スコアとレベルについて
TOEFL Juniorは、TOEFL iBTやITPよりも易しく、Primaryよりも難しいという位置づけの試験内容となっています。
Primaryよりも難しく、一般的なTOEFLの一歩手前の難易度の試験と考えると想像しやすいかもしれませんね。
Juniorではスコアに応じて以下の5つのレベルに分類され、評価されます。
■スコアとレベル
①900~845点:SUPERIOR
(CEFR: B2レベル/世界ランク:GOLD)
複雑な言葉や語彙の知識があり、活用できている。
また、複雑な文章や言い回しについても常に理解する事ができる。
②840~785点:ACCOMPLISHED
(CEFR: B1レベル/世界ランク:SILVER)
複雑な言葉や語彙の知識があり、活用できている。
複雑な文章や言い回しは概ね理解する事ができる。
③780~730点:EXPANDING
(CEFR: B1~A2レベル/世界ランク:BRONZE)
基礎的な言葉の構造、語彙の知識を活用し、多少複雑な文章や言い回し、初歩的な内容を理解する事ができる。
④725~655点:PROGRESSING
(CEFR: A2~A1レベル/世界ランク:GREEN)
基礎的な言い回しや語彙、言葉の構造などを時々理解する事ができる。
⑤650~600点:EMERGING
(CEFR: A1レベル/世界ランク:BLUE)
基礎的な言葉の構造、語彙に関する知識を使って、非常に初歩的な文章や言い回しを理解する事ができる。
だが、更なる語学力や理解力のスキルアップが必要。
英検とのスコア換算
TOEFL Juniorはスコアを獲得するので、英検だとどの程度のレベルなのか?という質問もよくされます。
そこで、英検とのスコア換算もご紹介しましょう。
TOEFL Junior | 英検 |
845~900点 | 準1級~1級 |
785~840点 | 2級~準1級 |
730~780点 | 準2級~2級 |
655点~725点 | 準2級 |
600~650点 | 3級 |
※あくまで目安ですので、参考としてご覧ください。
参考値ではありますが、どの程度の難易度なのかわかりやすいですね。
DLSではTOEFL Juniorの対策を行っております。
体験レッスンもございますので、お気軽にご参加ください!
スコアの平均点はどのくらい?入試で求められる点数は?
次に、多くの方が気になる平均点や、入試で求められる点数についてご紹介します。
平均点については多くの生徒さんから聞かれますが、残念ながらTOEFL Juniorのスコアの平均点は公表されていません。
少し調べてみたのですが、ジュニアの平均点の情報は見られませんでした。
平均点がないと、「どの位頑張ればいいのか?」という点が見えにくいですよね。
ですが、TOEFL Juniorで重要なのは平均点よりも「英語力を証明する先」です。
ジュニアの点数は英語力の証明として多くの学校で採用されており、学校によって求められるレベルが異なります。
ですので、さほど平均点にこだわらなくても良いと考えられます。
入試で求められるジュニアのレベル(目安)についてご紹介しますので、平均点の代わりにご参考ください。
■入試で求められるレベル(目安)
中学・高校の入試では、645点(CEFR:A2レベル)を目標にする学校が多く、難易度の高い高校では、745点(CEFR:B1レベル)を目安にする傾向があるようです。
ですので、TOEFL Juniorの目標として645点(レベルの高い高校などでは745点)を目標に勉強や対策をしていくと良さそうです。
※学校ごとの詳しい目安などについては、各校の入試要項などをご確認ください。
ちなみに少し前ですが、平成29年に文部科学省が高校3年生を対象に行った英語力の調査結果によると、CEFRで平均点はA1~A2レベル程度だったそうです。
ジュニアの平均点がわからなくても、こうした数字から自ずと目指す数値が見えてきますね。
ちなみに、iBTの平均点は72点だそうです。(72点は英検2級以上の英語レベルに該当)
ジュニアの後にiBTも受ける予定のある方は、是非この平均点もチェックしてみてくださいね!
スコアや高得点者の勉強方法については下記記事で詳しくご紹介しておりますので、あわせて御覧ください。
TOEFL Juniorのハイスコア(高得点者)の勉強方法や試験内容についてはこちら
おすすめの勉強方法について
TOEFL Juniorでは、どのような勉強を進めたら良いのでしょうか?
テスト構成は前述した通り、「リスニング」「文法・語彙」「リーディング」の3つのセクションとなります。
これらのセクションに対し、どのような勉強をしたら良いのかをご紹介しましょう。
語彙力を養う
TOEFL Juniorは通常の英語のテストとは異なり、語彙力が問われます。
単純な語彙力をシンプルに覚えていくのだけではなく、リスニングでしっかりと聞き取る必要があるので発音も学んでおく必要があります。
日常的な内容の文章だけでなく、アカデミックな内容の文章も問題として出題されるので、学校の授業の範囲を超えて英語を学習しておくと良いでしょう。
Juniorのテキストはあまりありませんので、通常のTOEFLの単語帳を活用することをおすすめします。
長文の英語を理解できるようにする
TOEFL Juniorのテストは、「長文」の英語が出題されるのが特徴の一つです。
文法以外にも読解力、集中力が求められます。
そして文章を読み解く以外にも、筆者や登場人物の主張も理解できる力が求められます。
長文の問題への対策として、多くの長文問題を解きこなす練習の他、英語の本の読書など、長文の英語に触れる機会を増やし、長文そのものに慣れておくと良いでしょう。
繰り返しトレーニングする事で、徐々に読むスピードも早くなるのでスコアアップにつながりやすくなります。
TOEFLでは公式の問題集を販売していますので、長文英語の対策に活用してみてはいかがでしょうか。
英語に慣れる
リスニングのセクションもあるため、英語に耳を慣らしておきましょう。
TOEFL Juniorではネイティブの英語が使われていますので、学校の英語の授業ではリスニングの練習に不足すると思われます。
リスニングの練習方法として、発音を学んだり、海外ドラマを字幕なしで観賞するほか、英語学習アプリの活用などが挙げられます。
また、スピーキング力と合わせて学べる英会話スクールなどでネイティブの英語に慣れておくのも有効な勉強方法です。
英会話スクールDLSで楽しくTOEFL Junior対策をしよう♪
英会話スクールDLSダイアモンドランゲージは、TOEFL Juniorの試験勉強にピッタリなレッスンを行っています。
TOEFL Juniorのリスニングでは、ネイティブの英語が問題として出題されるため、日頃からネイティブの英語に慣れ親しむ勉強方法が有効です。
当スクールではネイティブの英語を学べるレッスンを行っていますので、TOEFL Juniorの勉強方法のひとつとしてお勧めです。
DLSは東京都大田区の英会話スクールで、京急蒲田本校にてレッスンを行っています。
英会話スクールは数多くありますが、当スクールはグローバルなコミュニケーション力を育むレッスンを行っています。
TOEFL Juniorの獲得点数の向上を目指し、新しい勉強方法をご検討中の方、生きた英語力を学びたい方は、是非当スクールの情報をチェックしてみてください!
生きた英語が学べる英会話スクール
生徒一人ずつのレベルに応じたクラス分けをし、基礎のおさらいから実践的なコミュニケーションまでを学ぶことができます。
レッスン中、たっぷりとネイティブの英語を聞けるので、リスニングの勉強に効果的と考えられます。
「聞く」だけでなく「話す」ことにも注力したレッスンを行っており、ディスカッションやプレゼンなど人前で英語を話す時間があるため、TOEFL JuniorのあとのiBTの勉強にも役立つと思います。
指導経験豊富な講師や海外経験のあるスタッフが、生徒さんの学習をしっかりとサポートし、英語力を育みます。
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DLSでは、生きた英語を学べるレッスンを無料で体験する事ができます。
レッスンは25分のミニレッスン、または実際のレッスンをお試しいただけます。
少しでもDLSで学べる英会話にご興味をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご参加ください。
TOEFL Juniorは大学入試にも役立つ!対策してスコアアップを狙おう
今回はTOEFL Juniorの平均点、レベルや勉強方法、そして当スクールについてご紹介しました。
TOEFL Juniorは、大学入試や中学・高校受験、そして留学など様々なシーンに活用されています。
アメリカの私立中学校・高校では、280校以上で英語力の証明方法としてTOEFL Junioが採用されているようです。
今後もジュニアは、ますます浸透していくことでしょう。
そのため、TOEFL Juniorの平均点が気になるという方は多くいらっしゃるようですが、残念ながらTOEFL Juniorには公表されている平均点等の情報はありませんでした。
TOEFL Juniorの平均点は多くの方が知りたいポイントだと思いますが、実際はスコアの活用目的(高校や大学、留学)によって求められる点数は異なります。
ですので、TOEFL Juniorは平均点を目指すのではなく、活用目的に合わせて目標を定めるのが良さそうです。
TOEFL Juniorの平均点をお探しの方は、学校が入試時に求めるスコアの目安などもご紹介しましたので、平均点の代わりに目標にしてみてください。
英会話スクールDLSは、英語力を高めたい生徒さんたちの学びをしっかりとサポートします。
「英語に自信が無い」「試験勉強のため、ネイティブの英語に慣れ親しみたい」「グローバルなコミュニケーション力を高めたい」といった場合には、お気軽にご相談ください!