アンタッチャブルの山崎弘也さん、通称ザキヤマの英語を見て「意外と英語が話せるのでは?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
特に『スクール革命!』で披露してきた英会話は、決して難しい単語や文法を使っているわけではないのに、外国人と会話が成立してしまうことでたびたび話題になっています。
この記事では、ザキヤマの英語力は実際どの程度なのか、入国審査の名場面や独特な英会話が通じる理由、さらに英語初心者が参考にできるポイントまで詳しく解説します。
ザキヤマの英語はペラペラなのか英語力を検証
ザキヤマの英語を見ると、とっさに外国人へ返事をしているため「実は英語がペラペラなのでは?」と思うかもしれません。
しかし、公開されている情報を見る限り、一般的にイメージされる流暢な英語とは少し違います。
むしろ注目したいのは、限られた単語から何とか意味を組み立て、相手とのコミュニケーションを止めない能力です。
ここではザキヤマの英語力について、テレビ番組での様子をもとに詳しく見ていきます。
TOEICなど客観的な英語スコアは公表されていない
まず、ザキヤマこと山崎弘也さんがTOEICで高得点を取得している、英検の上位級を持っているといった公式情報は確認できません。
所属事務所であるプロダクション人力舎の公式プロフィールにも、英語や英会話は特技として掲載されていません。
そのため、テレビで英語を話している姿だけを見て「英語上級者」「バイリンガル」と判断するのは適切ではないでしょう。
少なくとも公開情報からは、英語資格や海外留学経験などを根拠に高い英語力を証明できる状況ではありません。
ザキヤマの英会話のすごさは、英語知識そのものとは別の部分にあると考えたほうが分かりやすいです。
スクール革命の英会話企画でおなじみ
ザキヤマの英語が広く知られるようになった大きなきっかけが、日本テレビ系『スクール革命!』の英会話企画です。
番組では入国審査やホテル、ホームパーティー、デリバリーなど、さまざまな状況で外国人と英語でやり取りする企画が行われています。
2025年9月の放送でも「ザキヤマの英会話シミュレーション」として、外国人宅へのフードデリバリーを想定した英会話に挑戦しています。
さらに2026年3月にも英会話企画が放送され、外国人観光客をテレビ局内で案内するツアーガイド役に挑戦しました。
一度きりの企画ではなく、長年にわたって「ザキヤマ・イングリッシュ」が番組の定番コンテンツになっている点も特徴です。
難しい英文ではなく知っている単語を組み合わせている
ザキヤマの英語をよく見ると、長く複雑な英文をスラスラ話しているわけではありません。
基本的には自分が知っている英単語を並べたり、短い英文を使ったりしながら相手に意味を伝えています。
文法的に完璧ではない表現が出ることもありますが、それでも会話自体を止めず、次の言葉を次々と出していくのが特徴です。
英語初心者の場合、正しい文章を頭の中で完成させようとして沈黙してしまいがちですが、ザキヤマはその逆のスタイルといえます。
「まず何か言って相手に伝える」というコミュニケーション優先の姿勢が、独特の英会話を成立させています。
発音よりも伝える勢いが強い
ザキヤマの英会話では、ネイティブのような発音を目指して慎重に話している様子はあまり見られません。
むしろ知っている単語をはっきり発音し、声量や表情も使いながら強く相手へ働きかけています。
そのため多少発音が日本語的でも、何を言いたいのか相手が推測しやすくなっています。
英会話では発音も重要ですが、聞き取れないほど小さな声で正確な英文を話すより、相手に届く声で話すことも大切です。
この点は英語初心者にとって特に参考にしやすいポイントでしょう。
相手の質問から必要な情報を素早く推測している
ザキヤマの英語が成立する理由として、相手の質問を100%理解できなくても、状況から意味を推測している点も挙げられます。
例えば入国審査であれば、旅行目的、滞在期間、宿泊場所など、ある程度聞かれる内容を予測できます。
聞こえた単語とその場の状況を組み合わせることで、質問全体を完璧に訳せなくても返答することは可能です。
実際の英会話でも、一語一句日本語へ訳してから返事をする必要はありません。
相手が何を知りたがっているのかを素早くつかむ能力も、ザキヤマの強みといえるでしょう。
間違いを恐れずに話し続ける能力が高い
ザキヤマの英会話で最も印象的なのが、英語を間違えることをほとんど恐れていないように見える点です。
自分の英語が完璧かを確認するよりも、とにかく次の言葉を出して相手の反応を見ることを優先しています。
相手に伝わらなければ別の表現を試し、それでも難しければジェスチャーなどを加えるため、会話が途切れにくくなります。
英語学習者の中には、文法ミスを気にするあまり話せなくなってしまう人も少なくありません。
もちろん正しい英語を学ぶことは必要ですが、「間違えても話す」という姿勢については参考になる部分があります。
現在もザキヤマイングリッシュは続いている
ザキヤマの英会話は昔の一度だけの映像が現在も拡散されているわけではありません。
『スクール革命!』ではその後も繰り返し英会話企画が組まれており、2026年3月の放送でも「ザキヤマ・イングリッシュ」が登場しています。
この回では3人の外国人観光客をテレビ局内へ案内するツアーガイド役となり、次々に出される質問へ即興で対応しました。
オリコンニュースでも「持ち前の瞬発力」で質問を切り抜ける企画として紹介されています。
英語知識だけでなく即興のお笑いとコミュニケーション力を組み合わせたスタイルが、現在まで続く人気企画になっているのです。
ザキヤマの英語で有名な入国審査が面白い理由
ザキヤマの英会話の中でも特に有名なのが、外国人の入国審査官を相手にした英会話です。
一般的な入国審査なら緊張する場面ですが、ザキヤマは簡単な英語と持ち前のアドリブ力を組み合わせ、次々と笑いへ変えていきました。
SNSなどで映像が繰り返し話題になる理由も、英語を完璧に話すのではなく、限られた言葉だけで外国人まで笑わせてしまう点にあります。
観光目的をシンプルな英語で伝えている
入国審査では一般的に「旅行の目的は何ですか」と質問されます。
ザキヤマはこうした質問に対して、難しい説明をするのではなく「Sightseeing」や「Disneyland」のような分かりやすい単語を使って答えていました。
文章として長く説明しなくても、旅行の目的という文脈があるため、重要な単語だけでも意味は十分伝わります。
もちろん実際の海外旅行では「I’m here for sightseeing.」などと答えられるとより自然ですが、単語だけでも最低限の意思疎通ができることを示す例です。
英語が苦手な人にとっては「文章を作れなければ何も話せないわけではない」と感じられる場面でしょう。
大きな顔を指摘されてSmall bodyと返す発想
有名なやり取りの一つが、顔の大きさについて質問された際の返しです。
ザキヤマは顔が大きいという方向で受け取らず、「No, small body」といった趣旨で、自分は顔が大きいのではなく体が小さいのだと切り返します。
英語として難しい表現ではありませんが、「big」と「small」という基本的な単語だけでジョークとして成立させている点がポイントです。
英語の語彙量ではなく、日本語で普段発揮しているお笑いの瞬発力をそのまま英語へ持ち込んでいます。
英語で笑いを取るためには高度な単語が必要とは限らないことが分かる場面です。
割れたあごをFuture two menで表現
さらに有名なのが、特徴的な割れたあごについて質問された場面です。
ザキヤマはあごが二つに分かれていることから「Future two men」という非常にシンプルな言葉を使い、将来的に二人になるという独特のボケにつなげています。
文法を細かく分析すれば自然な英文とは言いにくいものの、表情や指を使ったジェスチャーを組み合わせることで意図が伝わります。
相手側も言葉だけではなく視覚情報や状況から意味を理解できるため、会話として成立するわけです。
ザキヤマの英語を象徴する「正確さより意味を届ける」というスタイルがよく分かります。
PPAPまで使って笑いにつなげた
入国審査企画では、当時世界的に知られていたPPAPを利用したパフォーマンスも披露しています。
共通して知っているネタや固有名詞は、母語が違う相手とのコミュニケーションを一気に近づける材料になります。
英単語や文法だけで勝負するのではなく、相手も知っている文化的な情報を使うことで距離を縮めている点も面白いところです。
最終的に外国人の相手まで笑わせたことから、この入国審査企画はザキヤマの英会話を代表する場面として広く知られるようになりました。
英語力とコミュニケーション力が必ずしも同じではないことを象徴する映像ともいえるでしょう。
ザキヤマの英語が通じる最大の理由はコミュニケーション力
ザキヤマの英語を見ていると、英単語や文法の知識だけでは説明できない強さがあることに気づきます。
それが相手の反応を確認しながら会話を続けるコミュニケーション力です。
英語が多少不正確でも、相手に働きかけ続ければ、ジェスチャーや表情、状況などから意味を補ってもらうことができます。
ザキヤマの英会話には、英語初心者が話せなくなる原因を乗り越えるヒントが多く含まれています。
分からなくても沈黙しない
英語を話す際に多くの日本人が困るのが、「正しい英文が完成するまで話し始められない」という問題です。
一方、ザキヤマは自分が知っている単語が一つでも見つかれば、それをまず口に出します。
相手の反応を見て通じていれば続け、伝わっていなければ別の単語や動作へ切り替えるため、コミュニケーションが止まりません。
会話では沈黙している限り、相手もこちらの考えを推測する材料を得られません。
完璧ではなくても情報を少しずつ相手へ渡すことが、意思疎通を成立させる重要なポイントです。
知っている簡単な単語を最大限に使う
英会話では難しい単語を知っているほど有利ですが、必ずしも難しい表現を使わなければならないわけではありません。
ザキヤマの英語では「big」「small」「house」「friend」といった基本的な単語が頻繁に登場します。
中学校で習うような単語でも、状況と組み合わせれば伝えられる情報は意外と多くあります。
例えば「豪邸」という単語を知らなくても「very big house」と言えば、おおよその意味を伝えることは可能です。
知っている英語の範囲内で別の表現を作る力は、実際の英会話でも役立ちます。
表情とジェスチャーを積極的に使っている
英会話は音声だけで行われるものではなく、表情や視線、身ぶりなどの非言語コミュニケーションも重要です。
ザキヤマは普段のバラエティ番組と同じように、英語を話しているときも大きなリアクションを使います。
例えば数字を指で示したり、自分の体を指しながら単語を話したりすれば、相手は英語以外からもヒントを得られます。
その結果、多少英文がおかしくても「おそらくこういう意味だろう」と理解してもらいやすくなります。
海外旅行などで単語が出てこない場合も、ジェスチャーは非常に有効な補助手段です。
相手を巻き込む力が圧倒的に強い
ザキヤマの場合、単に英語を一方的に話しているのではなく、相手の表情や反応を細かく見ながら会話しています。
相手が笑えばさらに話を広げ、伝わっていなければ言い方を変えるというやり取りが自然にできています。
これは芸人として長年培ってきたトーク力や瞬発力による部分も大きく、一般的な英語力とは別の能力です。
だからこそ文法的には簡単な英語でも、その場全体が会話として成立します。
ザキヤマの英会話を見る際は「何を話しているか」だけでなく「相手をどう巻き込んでいるか」に注目すると面白いでしょう。
ザキヤマの英語から初心者がマネできる4つのコツ
ザキヤマと同じレベルのアドリブ力や笑いのセンスを身につけるのは簡単ではありません。
しかし、その英会話スタイルには初心者でもすぐ取り入れられる考え方があります。
特に「英語を勉強しているのに外国人を前にすると言葉が出なくなる」という人には参考になる部分が多いでしょう。
ここからは、実際の英会話学習へ応用しやすいポイントを紹介します。
最初は単語だけでも答えてみる
英会話初心者は、最初から完璧な文章を作ることにこだわりすぎないほうが話しやすくなります。
例えば旅行先で「Where are you from?」と聞かれたとき、すぐ文章が出なければ「Japan」と答えるだけでも意味は伝わります。
慣れてきたら「I’m from Japan.」のように少しずつ文章へ広げれば問題ありません。
何も言えず沈黙する状態と比べれば、一単語でも返答したほうが相手との会話は続きます。
ザキヤマ式の英会話から取り入れやすいのは、この「まず口に出す」という姿勢です。
知らない単語は簡単な英語へ言い換える
実際の英会話では、自分が言いたい日本語に対応する英単語が出てこない場面が頻繁にあります。
そのたびに会話を止めるのではなく、知っている単語を組み合わせて説明する練習をしておくと便利です。
例えば「自動販売機」という単語を忘れたなら「machine」「drink」「buy」など、関連する簡単な単語から説明できます。
相手が正しい単語を教えてくれる場合もあり、それ自体が新しい語彙を覚える機会になります。
難しい日本語を簡単な日本語へ置き換えてから英語にする習慣をつけると、会話力は大きく上がります。
聞き取れなければ聞き返す
ザキヤマのように勢いで会話することは参考になりますが、分からない質問へ適当に答える必要はありません。
聞き取れなかったときは「Pardon?」「Could you say that again?」などの表現を使えば、相手にもう一度話してもらえます。
「Slowly, please.」のように、ゆっくり話してほしいと伝える方法も覚えておくと便利です。
英会話が得意な人でも、騒がしい場所や知らない表現では聞き返すことがあります。
分かったふりをするより、会話を続けるための聞き返し表現を身につけておくほうが実用的です。
相手の反応を見ながら言い直す
英語を話したあと、相手が理解できているか確認することも重要です。
相手が困った表情をしているなら、同じ英文を何度も繰り返すより別の言葉へ言い換えたほうが伝わりやすくなります。
例えば「purchase」が通じにくい場合、「buy」に変えるだけで伝わることもあります。
ジェスチャーを追加したり、スマートフォンの画面を見せたりする方法も有効です。
英語そのものを完成させることではなく、相手に意味が届いたかどうかをゴールにすると会話しやすくなります。
ザキヤマ式の英語をそのままマネするときの注意点
ザキヤマの英会話は、英語を話す勇気を与えてくれる一方、そのまますべてを英語学習法として採用するのはおすすめできません。
番組はバラエティーであり、あえて不自然な言い方をすることで笑いにつながっている場面もあります。
実際に英語を身につけるなら、コミュニケーション力と同時に基本的な文法、語彙、リスニングも学ぶ必要があります。
大切なのはザキヤマの英語を教材として丸暗記することではなく、話す姿勢だけを上手に取り入れることです。
文法や語彙の勉強が不要なわけではない
「単語だけでも英語は通じる」と聞くと、英文法を勉強しなくてもいいように感じるかもしれません。
しかし、伝えられる情報が複雑になるほど、文法や語彙の知識は重要になります。
旅行目的を伝える程度なら単語だけでも対応できますが、仕事の条件交渉やトラブルの説明を単語だけで正確に伝えるのは困難です。
基本的な文法を身につけていれば、誤解を減らしながらより多くの情報を伝えられるようになります。
「勉強する必要はない」ではなく、「勉強した英語を間違いを恐れず使う」と考えるのがおすすめです。
実際の入国審査ではふざけすぎない
ザキヤマの入国審査はバラエティー番組の企画なので、外国人との面白いやり取りを楽しめます。
しかし、本物の空港で行われる入国審査は、自国へ入国させても問題ない人物かを確認する公的な手続きです。
実際の審査では、旅行目的、宿泊先、滞在期間などをできるだけ簡潔かつ正確に答えることが大切です。
テレビと同じようにジョークを連発すると、意図が正しく伝わらず余計な確認を受ける可能性もあります。
ザキヤマからは「緊張しすぎない姿勢」を参考にしつつ、実際の入国審査では真面目に回答しましょう。
リスニング力も同時に鍛える
自分が話す能力だけ高くても、相手の質問をまったく聞き取れなければ会話を続けるのは難しくなります。
ザキヤマも番組では、相手の発言や状況を受け取ったうえで即興の返答をしています。
英語初心者の場合、話す練習と同時に中学校レベルの英文を聞き取る練習をすると効果的です。
短い英会話動画を聞き、音声をまねして発音するシャドーイングや音読も取り入れやすい方法です。
聞ける表現が増えるほど質問の意図を素早く判断でき、ザキヤマのように反応する余裕も生まれます。
正確さと積極性の両方を伸ばすのが理想
英語学習では「間違えずに話すこと」と「積極的に話すこと」のどちらか一方を選ぶ必要はありません。
普段の学習では文法や単語を丁寧に覚え、実際の会話では多少の間違いを恐れず使うのが理想です。
ザキヤマの英会話から学べるのは、後者の「実際に使う勇気」の部分といえるでしょう。
知識だけ大量に持っていても一言も話せなければコミュニケーションにはなりませんが、勢いだけでは正確に伝えられる内容にも限界があります。
基礎的な英語力とザキヤマのような積極性を両立できれば、実践的な英会話力につながります。
まとめ
ザキヤマの英語について調べると、TOEICの高得点や英検、長期留学など、英語上級者であることを示す客観的な情報は確認できません。
一方、『スクール革命!』では入国審査をはじめ長年にわたり英会話企画へ挑戦しており、2026年にも「ザキヤマ・イングリッシュ」が放送されるなど人気企画となっています。
その最大の特徴は、難しい英語を使うことではなく、知っている単語、表情、ジェスチャー、状況判断を総動員して相手との会話を止めないことです。
「No, small body」や「Future two men」のような独特の表現が笑いにつながるのも、相手へ伝えようとする姿勢と芸人としての瞬発力があってこそでしょう。
英語初心者は文法や語彙の勉強を続けながら、「間違えてもまず話してみる」「知らない単語は簡単な言葉へ言い換える」という部分を取り入れてみると、実際の英会話で言葉が出やすくなります。
